随分前に紹介した『Naked Chef』のジェイミー・オリバーが出ていることを聞きつけ、テレビの前に正座し、放送日を楽しみにしている私。ジェイミーにしても、前号で紹介した『Hell's
Kitchen』のゴードン氏にしても、イギリス人シェフって北米で流行ってんの?ちゅうくらい露出度高いよね、最近。
さて、今回のいけにえは『Jamie's school dinners』。この番組は、イギリスの学校給食の質の悪さをなんとか改善しようとジェイミーが奔走するドキュメンタリー。「給食」という言葉を北米では耳にしないので、「イギリスには給食があるんやねぇ〜」なんて最初は感心してたけど、観ているうちに私の中にある給食に対する概念が一瞬にして崩れたわ。まず、その提供される食事の質の悪さ。フレンチフライにチキンナゲットと、まぁどれをとってもジャンクフードのオンパレード。私が日本で食べていた給食はそんなにおいしくなかったけど、少なくともちゃ〜んと栄養士が栄養を考えて作った献立で、そして給食のおばちゃん(いや、おじちゃんか?)のお手製やった。それに引き換え、イギリスでは給食のおばちゃんと言えば、ファーストフードストアの店員のように冷凍食品を揚げたり、オーブンへ放り込むだけで、調理なんてほとんどしなくていいのが現状。あんな物を子供が毎日食べさせられているのに、親は何の文句もないのか? 毎日ジャンクフードを食べ続けたおかげで野菜不足になり、重度の便秘になる若者が増えたりと、健康面にももちろん影響。そんな現状をなんとか変えようと立ち上がったジェイミーちゃん。まずは学校へ行って給食のおばちゃんに料理を指導して、試しに予算内で作れる手作りランチを提供したら、学生たちがなんと反発!「いつもの給食に戻せ」とプラカードまで作ってデモ行進してるやないの。見るからにジェイミーが作った給食の方が野菜も豊富でおいしそうやのに、「野菜が入ってるから絶対に食べない」と抵抗。なんちゅうーわがままなガキンチョや! 中には、物心ついてから、家でもサラダを食べたことがないなんていう学生も沢山いて、給食も給食なら、家で出される食事もそれなりなのか、と納得。それでもなんとか食べてもらえるようにと毎回趣向を凝らして給食を提供し続けるジェイミーとおばちゃん。学生たちがやっと食べ始めたのは、ジェイミー登場からなんと半年後! ホンマわがままやねん。しかしこれ観て改めて思ったけど、ほんま食べ物って大切やねんな。健康な人でも食べる物によって病気になったりするねんもん。お〜怖い怖い! 人間身体が資本。みんなもちゃんと食べなアカンで。 |