ツナママ日記

北米の夏といえばMLB(メジャー・リーグ・ベースボール)! ということでOops! SportsではMLB日本人選手の活躍を中心にレポート。今回は、バンクーバーで楽しめるベースボールにスポットを当ててみよう!(データは全て現地6月15日現在のもの)

文: フィービー・フィランジ


バンクーバーでもベースボール観戦!
  爽やかなそよ風が気持ちい〜い♪この季節。1日が長い夏のバンクーバーでは、学校や仕事が終わってからの時間を有意義に過ごしたいもの。さあ、今日は何をして楽しむ?  図書館で勉強?  ロブソンでお買い物?  やっぱり飲み会?  それともイングリッシュ・ベイの黄昏時をボ〜っと?  アレ、アレッ?  これからMLB関連のとっておきの時間の過ぎし方を紹介しようと思ったのに、「カナダでの人間関係とか…、仕事の悩みとか…、なかなか英語力が伸びないなぁとか…」不意にイングリッシュ・ベイでボ〜っとする自分の姿が頭に浮かんでしまった…(これって願望?)。いいえ、イイ感じの色んな時間の過ごし方があるけれど、このコーナーは『Major League Now』!  そう、お勧めするのはもちろんベースボール観戦なのです!


チケットは$11〜。Nat Bailey球場へはスカトレMain St.前でバス#3に乗り、Main St.×30th Ave.で下車。所要時間約20分

その名は、バンンクーバー・カナディアンズ
最近では、バンクーバー在住の日本人の間でもグングン知名度がアップしているが、バンクーバーには『バンクーバー・カナディアンズ』という、れっきとしたプロベースボールチームが存在する。チームはシアトル・マリナーズと同じア・リーグ西地区のオークランド・アスレチックスの傘下で、メジャーをトップとした7つのクラスの中、ルーキーリーグに次ぐ下から2番目のショートシーズンAというクラスに属している。カナディアンズでは、まだまだ成長段階の若いプレイヤーたちが、いつかメジャーのグラウンドに立つ青写真を胸にハッスルプレーを繰り広げているのだ。驚くことなかれ、今やメジャーの一流選手となった、リッチー・ハーデン(アスレチックス)やジェレミー・ボンダーマン(タイガース)、アンドレ・イーシアー(ドジャーズ)、はたまたレッドソックスとの開幕戦で来日も果たした日系ハワイアン、カート・スズキ(アスレチックス)なども、カナディアンズのホーム、Nat Baileyでプレーした経歴を持つ。今シーズンもひょっとしたら、未来のメジャーリーガーをこの目で観られる!?


Nat Baileyのお楽しみ
  毎年6月下旬から9月上旬にかけて開催されるショートシーズンA。今年のカナディアンズは、6月17日にホームでの開幕戦を迎える。シーズンの半分の38試合はホームのNat Baileyで行われ、毎試合エキサイティングなゲームだけでなく、趣向を凝らした様々なイベントが期待される。毎年恒例の花火では、過去にプレイヤーがガールフレンドを招いてプロポーズ! なんて、まさかのサプライズを敢行したことも!  マイナーならではのパフォーマンスで、地元ファンの心を和ませる一幕もあった。
  そして、今年楽しみなのは、カナディアンズに『Bob Brown Bear』というクマのマスコットが誕生すること。現在、日本のプロ野球でもキモかわいいことで有名な中日ドラゴンズの『ドアラ』や東北楽天イーグルスの悪役マスコット『Mr.カラスコ』が独特のキャラで活躍しているように、カナディアンズのBob Brownにも注目したいところだ。他にも、カナダにいることを実感させてくれるカナダ国歌『O Canada(オー・カナダ)』、みんなの気持ちを愉快にさせてくれるセブンスイニング・ストレッジ『Take Me Out to the Ballgame』の合唱、相手チームへの加減のないブーイングなど、溜まっているストレスを思いっきり発散するチャンスもいっぱい!(やっぱりストレスが溜まっているのかな…)。 “青い夜空”の下で、おいしい空気と冷たいビール! こんな環境でベースボールを観られるなんて、野球大国日本でもなかなかありません。さあ、思い出してみよう。「あれもやってみたい」、「こんなことも経験してみたい」とカナダに行くことを決心したあの日を!  カナディアンズの観戦も、きっとカナダのいい思い出になるはずです!!



 

 
野手
チーム
ポジション
背番号
打率
本塁打
打点
盗塁
近況
イチロー
Ichiro Suzuki
Seattle Mariners
センター
#51
.295

3

18
29
13日の対ナショナルズ戦で日米通算500盗塁を達成。チームが最下位に沈む中、次に狙うのは日米通算3,000本安打の大記録だ。あと46本、カウントダウンは始まっている。
松井 秀喜
Hideki Matsui
New York Yankees
レフト
#55
.325
7
34
0
12日の対アスレチックス戦で、自ら34歳の誕生日を祝う、バースデー満塁アーチ! このホームランをきっかけにチームも4連勝。常勝軍団のエンジンが徐々にかかってきた。
岩村 明憲
Akinori Iwamura
Tampa Bay Devil Rays
セカンド
#1
.273
4
18
4

1番打者として、55個の三振は少し気になるところだが、走・攻・守での安定した働きは間違いなく、レイズの快進撃に大きく貢献している。

城島 健司
Kenji Johjima
Seattle Mariners
キャッチャー
#2
.231
2
16
2

指名打者制を採用していないナ・リーグとの交流戦で1塁手として起用される可能性がでてきた。気分を一新させて、バットに快音が響かせたい!

井口 資仁
Tadahito Iguchi
San Diego Padres
セカンド
#10
.259
2
20
8
5日の対レッズ戦で、走塁中に味方の打球をよけ、バランスを崩して転倒。右肩を脱臼してしまった。打球は上手くよけたが、その反射神経の良さが仇となってしまった。
松井 稼頭央
Kazuo Matsui
Huston Astros
セカンド
#3
.259
1
13
15

コンスタントな活躍でアストロズの2番打者に定着。MLBオールスター、ナ・リーグ2塁手部門で632,232票を獲得しているのは、アストロズファンに認められたからだろう。

田口 壮
So Tagutchi
Philadelphia Phillies
アウトフィルダー
#99
.213
0
4
1

今はほとんどが守備固めによる出場だが、それでもほぼ毎試合でプレーしている。地区首位のフィリーズではなく、下位チームならば、もっと持ち味を活かせるのだが…。

福留 孝介
Kosuke Fukudome
Chicago Cubs
ライト
#1
.293
5
29
6
MLBオールスター、ナ・リーグファン投票第4回中間発表の外野手部門でも2位の座をキープ。得票数は1,188,449票で、スタメンを争う4位とは、約30万票の差をつけている。
 
投手
チーム
ポジション
背番号
勝敗
防御率
奪三振
近況
松坂 大輔
Daisuke Matsuzaka
Boston Red Sox
先発投手
#18
8勝0敗
2.53
55

21日のカージナルス戦での復帰が濃厚となった。松坂不在の中、チームは失速せずに首位を堅守。松坂の復帰で、16あるチームの貯金をさらに伸ばしていくことができるか!?

岡島 秀樹
Hideki Okajima
Boston Red Sox
中継ぎ投手
#37
1勝2敗1S
3.18
26

6月に入ってからの防御率は21.60。2週間前まで0.72だった防御率が、3.18まで急下降してしまった…。高めに浮いた球を長打されるケースが目立つ。

黒田 博樹
Hiroki Kuroda
Los Angeles Dodgers
先発投手
#18
3勝6敗
4.04
50
6日の対カブス戦でメジャー初の完封勝利を飾った。メジャーでの日本人の完封は、野茂、伊良部、石井一、マック鈴木、大家に続く6人目の快挙!
斉藤 隆
Takashi Saito

Los Angeles Dodgers
中継ぎ投手
#44
3勝2敗8S
2.28
38
過去2回、黒田の勝ち星を消してしまった罪悪感から、記念のウイニングボールは黒田に手渡されるものと思われたが、斉藤がちゃっかりポケットにしまったとか?
小林 雅英
Masahide obayashi
Cleveland Indians
リリーバー
#30

3勝3敗3S

2.78
23
3勝3敗3セーブ。ブルペン投手で数字が付いてくるのは、試合の行方を左右する大事な場面を任かされているからだ。メジャーの空気が合っているのだろう、表情がいい!
薮田 安彦
Yasuhiko Yabuta

Kansas City Royals
リリーバー
#27
1勝2敗
4.71
20

6月3日に地元カンザスシティの日本人学校を訪問。薮田の優しい人柄が前面に出たほのぼのとした時間になったようだ。詳しくは、本人ウェブhttp://ballplayers.jp/yabutaで。

藪 恵壹
Keiichi Yabu

San Francisco Giants
リリーバー
#22
2勝3敗
1.93
25
防御率1点台は日本人でただ1人! 低めに集める変化球主体の投球術は、本格派が並ぶジャイアンツ先発陣といい具合に対照をなしているようだ。
 

 
 
   
     
   

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