ツナママ日記

1 レンタカーの借り方賢い中古車の買い方 2 病院の行き方と保険について
3 避妊と性病について 4 どこまで知っている?“薬”と“ドラッグ”
5 カナダ出入国の税関とビザの手続き 6 お金にまつわる情報
7 BC州の労働基準法 8 快適に暮らそうバンクーバー ホームステイ編
9 快適に暮らそうバンクーバー アパート編 10 冷静な判断が大事 犯罪編
働くんだったら知っておかなきゃ!「BC州の労働基準法」
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 「海外で働いてみたい!」と意気込んでやって来たアナタ、「BC州の労働基準法」についてはご存知? 「日本人のもとで働くから大丈夫」なんてタカをくくっていてはいけません。知識として頭に入れておくとトラブルを未然に防げますよ。労働者にはどんな権利があるのか、しっかり頭に入れてからお仕事開始!

BC州の最低賃金について
 カナダでは、各州ごとに最低賃金が定められている。2005年8月時点でのBC州の最低賃金は、時給8ドル。これは、賃金形態(時給制、サラリー制、出来高制、コミッション制)に関係なく支払われる最低額だ。もし雇用主に「最初の3ヵ月は時給5ドルで、その後8ドルね」などと言われても決して納得しないように。なかには、カナダの法律に疎く、また、「どうしても仕事が欲しい」という人の弱みに付け込み、違法な賃金で日本人を雇う雇用主もいるので注意しよう。不当な条件をのんで働く人がいなくならない限り、悪質な雇用主が後を絶たないことをお忘れなく。もし、最低賃金以下の金額を提示されたら、はっきりとクレームする姿勢を崩さず、それを理由に雇用されないようならば、さっさと別の仕事を探す方が無難だろう。ただし、エントリーレベルに該当する人は、この最低賃金が適用されない。

エントリーレベル/ファーストジョブの最低賃金は?
 「雇用主に『カナダで仕事をする場合、最初の500時間は時給6ドルだよ』って言われたの」。こんな話をワーホリで滞在中の日本人から聞くことがある。ここで言う『最初の500時間』とは、エントリーレベルのことを指すと思われるが、実はこれが大きな落とし穴。カナダの労働基準法にある『ファーストジョブ/エントリーレベル』の対象となるのは、2001年11月15日以前に全く職務経験がない人のみ。日本を含むカナダ国外や、カナダ国内の他州で賃金をもらっての労働経験がトータルで500時間以上ある人は、全てこのエントリーレベル対象外になる。ただし、「家の芝刈りをした」「親戚の子をベビーシッターした」というようなケースは、報酬を受け取っても労働経験には含まれない。カナダに来る日本人の多くは、社会経験がなくても学生時代にアルバイトくらいはした経験があるだろう。そういった意味でも、雇用主からエントリーレベルを持ち出された場合は注意が必要だ。ちなみに、エントリーレベルの賃金は時給6ドル。労働時間が500時間を超えた時点から、BC州の最低賃金が保障される。

スタットホリデーペイとは?
 よくカナダ人が口にする「スタットホリデーペイ」。移民、ワーホリを問わず、『実は何だかよく分からない』という人も多いのではないだろうか。スタットホリデーとは、「Statutory Holiday」の略称で、「法で定められた休日」の意味。これらの休日には、カナダ国内のビジネスは一部を除いて休業するのが一般的。この休日中に従業員に対し支払われるのが、スタットホリデーペイのこと。例えば、クリスマスの日に会社が休業で出勤しなくても、給料はいつも通り支払われる、と言えば分かりやすいだろうか。これは、ビザの種類に関係なく、カナダで合法的に働く人は全て対象となる。ただし、雇用されてから30日以上が経過していて、その内15日以上勤務していることが条件。レストランなどのサービス業に従事する人は、スタットホリデーも仕事というケースが多いだろう。スタットホリデーに労働する場合には、通常の時給の1.5倍に労働時間をかけた分の賃金が支払われなければならない。また、労働時間が11時間を超える場合は、11時間以降の時給が通常の2倍になる。 そしてもう一つ、意外に知られていないのが、スタットホリデーに働いた見返りとして、別の日に休暇が与えられるということ。もちろん、この見返り休日には、通常の賃金も支払われる。また、あなたの休日がたまたまスタットホリデーに重なった場合も、見返り休日と同じ待遇が保障されている。
 ちなみに、BC州のスタットホリデーは、1年を通して9日間。「New Years day」、「Good Friday」、「Victoria day」、「Canada day」、「BC day」、「Labor day」、「Thanks Giving day」、「Remembrance day」 、「Christmas day」が対象。ホリデーペイが支払われているか、ホリデー後の給料明細は念入りにチェック!

オーバータイムペイとミニマムペイ
 1日8時間以上労働する場合、通常の賃金に加え、オーバータイムペイが支払われる。8時間以降〜12時間までは通常の時給の1.5倍、12時間以降は2倍の賃金が法により保障されている。ミニマムペイとは、労働者に対し支払われる最低日給のこと。2時間以下の労働でも最低2時間分の賃金が保障され、1日8時間以上のフルタイム勤務の労働者には、最低4時間分の賃金が支払われなければならない

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Q 採用された会社から、研修期間はお給料を支払わないと言われました。でも友達の会社は支払ってくれたそうです。私は騙されているのでしょうか?
A 研修期間中の給料支払いについては、研修がどのような内容かにより異なります。もし研修がそのビジネスに直接関係する事柄(開店準備、レジの締め方など)でしたら、会社は賃金を支払う義務があります。また逆に、どのようなビジネスにおいても活用できる内容、例えば車の免許、ファーストエイド(応急処置)、 または政府運営のトレーニングなどの場合、その義務はありません。

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Q レストランで仕事中、お皿を割ってしまいました。オーナーに弁償するように言われたのですが、 これは私が支払うべきなのでしょうか?
A 勤務中における物や商品の破損、紛失などは、従業員に弁償義務はありません。もし、雇用主から弁償額を要求されたり、賃金から差し引かれた場合には、直ちに労働基準局に連絡をして下さい。

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Q 職場では、ユニフォームを着なければいけないのですが、最初の給料明細を見てみると、ユニフォーム代が差し引かれていました。そんなに高いモノじゃないから、別にいいんだけど…。
A BC州の労働基準法では、職場でのユニフォームは、無料で支給されなければならないことになっています。もし、雇用主がユニフォーム代を理由に給料から差し引いたり、デポジットを要求してきた場合には、直ちに労働基準局まで連絡を。

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Q 最近忙しいので、午前8時から午後2時まで休憩なしで働かされています。午後12時を過ぎるとお腹が空いちゃって…。
A 労働基準法では、5時間労働すれば最低30分の休憩を与えなければならないことが定められています。ですから、あなたの雇用主にこのことを伝えて、休憩時間を入れてもらいましょう。もし、雇用主があなたに休憩時間内も働くよう頼むのであれば、賃金を支払われなければなりません。

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Q うちの社長はノンキな性格で、お給料日にきちんと支払われたことがありません。いつも2〜3日遅れて支払われます。別に悪い人じゃないし、支払われていることには変わりないからいいのかな?
A 賃金は原則として、給料支給日から8日以内に支払われなければなりません。もし、あなたの給料がこの期間内に支払われているのなら問題ありませんが、8日を過ぎても支払われない場合には、雇用主に訴えて下さい。それでも支払われない場合は、労働基準局に連絡を取って下さい。

労働基準局 Web:http://www.labour.gov.bc.ca/esb/
フリーダイヤル: 1-800-663-3316
(なお、労働局に職場での苦情を訴えたい場合は、http://www.labour.gov.bc.ca/esb/forms
にあるComplaint Submisson Formに記入して送信するか、または手書きのレターを送る。電話での申し立ては不可なので気をつけよう)

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