日本人が事件に巻き込まれていたようだ!

logo

バンクーバーの近郊バ―ナビーにBritish Columbia Institute of Technology(BCIT)という有名な大学があります。ここで勉強する日本人学生が「性的暴行」を受け、その捜査の進展について、学長や学生課の担当がビデオでその「事件」を「公表」したという報道が The Province にありました。

冒頭では公表と言っても「今調査中だから」と言葉を濁し、その全容が見えてきていないのですが、報道によると、BCITの日本人留学生がオフキャンパスビザで働いていた職場でその「性的暴行事件」が起きたようです。被害者の一人がたまたまBCITの学生だったというが判明して、このビデオ発表になった模様です。

BCIT admits a student-employee is being investigated for violating its policies in off-campus incident

とのタイトルで、オフキャンパスで働くBCITの学生が働く上でのルール違反をした、のを認めた、いうものすが、実はこれには伏線があり、このBCITでは去年「トイレのぞき見事件」があり、その公表が遅れ、非難を受けていた経緯があるのです。そして今回もまた事件が数カ月たってからの 学校の「adimit」なので大変「歯切れの悪い」公表となっています。

ですが、記事を読んで行くと、ちょっと待って、何なのこの事件と、驚愕するべき事実が見えてきました。

The same male committed sexual assaults in February, March and June 2015. The alleged victims are from Japan, and one of them was a BCIT student.

この事件、職場で複数の日本人が「性的暴行」を受けた『犯罪事件』だったようで、オフキャンパスうんぬんより、この方がショックが大きいです。

事件全体の構図がみえないので何とも歯がゆいのですが、in February, March and June 2015. というように同じ人物が「繰り返し」暴行を日本人に対して行っていたようです。

事件の発生から月日を数えると、もう1年近くなり、なんと警察が捜査を開始しはじめたのは昨年12月の半ばになってからだ、という報道にもまたまたショックを受けました。

この日本人が巻き込まれた「暴行事件」、BCITの「オフキャンパスのルール違反」のビデオ報道がなかったら、当方では知ることはなかったです。この事件で体や心に大きな痛手を負われた被害にあった日本人の方は、適切な保護やサポートをお受けになられたのだろうか、と今更ながら心配になります。

こうした「性的暴行」やセクハラをお受けになられたら一刻も早く、警察に届ける、支援を仰ぐなどの保護を求めて、一人で悩むことのないようにしてください。

vpd

在バンクーバー日本領事館 (604)684-5868                  

バンクーバー警察 911


こんな記事も読まれてます。