BCハイドロは2月26日、今年4月1日から、年間暫定的に4%の値上げをする、とBC Utilities Commissionに報告をしました。
実はこの値上げは、突然決まったのではなく、2013年に10年間で10%の値上げをトータルで実施するとBC州で決議されたものに沿う形で実施されるものです。
今年は4%、来年は3.5%、再来年は3% の値上げになります。(合計すると何故か10.5%になりますが…)
なお、月々の増加分は$4程度になるものの、BC州の電気料金は北米で3番目に低いレートと会社側の説明です。
同社は、「今後20年間で40%の電力需要の増加が見込まれおり、それに応えるためにできる限りコストカットをしながらも設備投資をし、この値上げで、10年プロジェクトを完遂させたい」とのことです。
既に同社が実施するコストカットは2012年から2014年に800名の従業員の解雇を実施しており、2015年と2016年でさらに340名の解雇を実施し、2017年の会計年度には$29millionの削減が可能となると報告しています。
なお、同社は老朽化した設備に新しく$7.6billionを3年間でつぎ込む予定とも話しています。
出典元 BCHYDRO