【BC州公開】メトロバンクーバー住宅販売レポート

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BC州が公表した住宅販売データについて

どんな人が住宅を購入しているか、とのデータが公表され、新聞各紙でそれが取り上げられています。報道によると、BC政府は7日、「6月の20日間に渡った調査によると、全体の5.1%が外国籍(主に中国)の人によって購入された」と発表しました。この調査は、「住宅価格を釣り上げているのは外国資本だ」との指摘から調査方法改めた結果判明した数字です。
これに対して、BC NDP党首のJohn Horgan氏によれば

バンクーバーに住むわけではなく、ましてや働くわけでもない、何の貢献をもバンクーバーにもたらさない人たちが、お金にまかせて、住宅価格を上げるだけ上げている。そのため住宅を買うことができない市民がその土地を離れ、別の地、別の州に引っ越していくのは全くおかしな話だ。そしてたったの20日で、$400Mの「BC州の資産」が外国資本によって買いあさられ、海外に流失していること自体、問題があることだ。』としています

別のNDP筋によれば、『実際の数字はその3倍、4倍にもなるのではないか、今回の数字は氷山の一角だ』と指摘し、こうした住宅購入者には税金をアップすべき』とも指摘しています。

また公表されたデータでは、メトロバンクーバーで資産を購入した外国人バイヤーの90%の居住地が「中国」となっていたり、リッチモンドでは売買された住宅数の14%がカナダに住んでいない人の手に渡っているとも記しています。

自分たちの自国からの資産隠しや、自分たちのお金を保全するために、よその国の資産を買いあさって「金庫」がわりに使うやり方に批判があがっているようです。関連資料

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