10万を超える「ワーキング・プア」に驚き
CanadianCentre for Policy Alternatives(CCPA)によれば、
収入:年間$3000以上$16,968以下または家族(両親+2人子供)で$33,936以下
を対象に調査したところ、
「ワーキング・プア」にあたる
と発表しました。これは調査の対象となる労働人口の8.7%にあたり、さらにCCPAによれば、実際はもっと多くいるのではないかとも述べています。
このことが、カナダでもっとも潤っている都市の一つであるバンクーバー地区で、労働人口のほぼ1割にあたる労働者が「ワーキング・プア」であるという報告に驚きがかくせません。
CCPAによれば、「低収入労働者と高収入労働者との格差が広がっている」と分析しています。
バンクーバー近郊のホワイトロック、ラングレー、メイプルリッジなどは2006-2012年の6年間で「ワーキング・プア」レートは30%も上昇しており、同様にサレー、バーナビー、リッチモンドも高い数値を示しているとのことです。
これからの国を支えていく「子供をかかえた家族」がその「ワーキング・プア」の中で42%を占めているとも公表しています。