バンクーバーでは、歩行困難な人がハンディキャップ用のカートなどの補助機器を使って、バスや電車が利用できるようになっています。バスはご覧のように、カートが乗り込めるようにステップがバスから伸びてきます。
バンクーバーの公共交通機関ではこのように、バリアフリーになっているんです。
ところが今回導入された「Compass」カードですが、ご存知のように「タップ式」になっていますよね。
「タップ」できないハンディキャッパーがいる
ところがこのタップするところに手が届かないハンディキャップの人がいる、ということがCompassカード導入後にわかってきました。そのため、Translinkで話し合いが持たれ、こうしたハンディキャップの人たちが利用できるようにTranslinkでは別途にゲートを設けることになりました。
このシステムは「Compass」カードとは違ったもので、$5million(4.5億円くらい)のプロジェクトとなり、18カ月ほどかかるとのことです。
やるじゃん、Translink。
そうそう、そう言えばTranslinkのバスのスト問題、その後どうなったかと言えば、労使双方が3年間の仮契約に合意し、最終的にそれが批准されるかどうかのところとのことです。