『やる気』は、実は私たちの体内で分泌されているホルモンと関係があります。
人間の脳は、ホルモンの働きによって神経細胞が働いています。脳内で分泌されているホルモンの1つに、TRH(甲状腺刺激放出ホルモン)別名『やる気ホルモン』と呼ばれているものがあり、このTRHが分泌されると集中力が増し、やる気がみなぎってくるのです。
しかし、この『やる気ホルモン』の分泌には、2つの条件が必要です。
1つ目は、今からすることが『好き・楽しい』ことであること。
2つ目は、それをすることによって『良い成果が得られる』と分かっている時です。
反対に『嫌だな、つまらないな』と思っていると、不安や恐怖を引き起こすノルアドレナリンというホルモンが出て、頭の働きを悪くしてしまいます。
それでは、
子供に『好き・やりたい』という気持ちを持たせるためには、どのようにすれば良いのでしょうか?
親が楽しんでいるのを目の当たりにした好奇心旺盛な子供は、いてもたってもいられなくなり、『私もやりたい!』という気持ちが高まります。
しばらくじらして、子供の心が『やりたい』という気持ちでいっぱいになった時に初めて与えてください。
そして子供が少しでも取り組めたらオーバーなくらい褒めてあげましょう。