あれほど「過熱」していた住宅価格が。。。
ご覧ください。これが先月のバンクーバー住宅販売平均価格です。この資料は ZOLOという不動産販売の調査資料に掲載されているデータです。
8月2日から外国人購入には15%の追加課税が実施される前の段階から住宅価格が「下落」しているのがわかります。
これはことバンク―バーに限ったことでなく、バーナビー、リッチモンド、ノースバンク―バーと各地でも下落しているのがわかります。どの地区も8月になっても下がっているとの情報もGlobal Newsにて発表となっています。
Global Newsによれば、7月期、8月期は全体的にスローになる傾向にはありますが、例えばウエストバンを例にとれば、8月の売買実績は今年はたったの2件で94%ダウンとなっているとのことです。
ある関係者によれば「ここ15年で住宅価格は4.5倍になっているのですが、これを買うには15年で収入が6倍近くにならないといけない計算になる」とし、さらに「収入が6倍ならないような高値になったのは”外国資本”によってもたされたもので、今回の”15%課税”の制度がこの資本の流れを止め、住宅価格の”クラッシュ”を招くだろう」と警鐘を鳴らしています。
これを裏付ける住宅販売数はこの傾向をはっきりと示しています。
ただ、多くの関係者はもう少し時間をみないと判断はできないともしているようです。
外国資本の流れはアルバータ州・カルガリーへ
こうして様子見の感じのバンク―バーですが、「外国資本」は新たな投資先を求めてさまよっているかと思いきや、すでにその流れはBC州から「カルガリー」へ向かっているようです。というのも中国情報サイトの「居外」(Juwai)ではすでにカルガリーへの投資を促しているんです。
living cost in Alberta is comparatively low for a city that is booming with wealth, thanks to the fact that Alberta not only has a lower price of gasoline and natural gas, but also no sales tax. All in all, living in Alberta sounds pretty fantastic, and the Chinese are catching on to that.
バブルがはじけ始めた?