カナダ人に「カナダ人」であることを聞いてみたら、、、
9月6日―12日にかけてCBC(放送局)関係のNPO法人であるAngus Reidによって3904名のカナダ人に「オンライン」による意識調査がされました。
その結果、
という実態が浮かび上がりました。
カナダ社会の暖かさやヘルスケアや教育面での充実度などの面からカナダでの生活にも大変満足しているという結果も出ています。
また、自分の将来について考えた時、76%の回答者は「楽観的」としているものの、次世代でもこうした「楽観的」な将来が来ると思っている回答者の数は44%に留まっています。
ちなみに日本人に「日本人」であることを誇りに思うか、というアンケートを実施したところがあります。
これについては「驚くべき結果」次回をお知らせします。
移民してくる人達に関してどう思うか
67%の回答者は新しくカナダに移民してくる人達がここにうまく馴染んでいると考えてはいるものの、68%の回答者はもっとカナダ社会に溶け込めるように努力してほしいとも思っています。
18~34歳のカナダ人はまた別のようだ
1131名の18~34歳の「愛国精神」の調査結果では、数字的に「別」の顔をのぞかせているようです。
52%がカナダを「とても」誇りに思っているとの結果が出ていますが、この18~34歳の年代層では40%に留まっている調査が出ています。
しかもCBCの分析表によれば高齢になればなるほど、「誇りに思う率」が高くになり、34歳以下の年齢層では、「高い生活水準をカナダが提供してくる限りにおいて誇りに思う」という数字がグッと上がっているのが見て取れます。若い世代では「誇りよりも現実の生活」の方が重要のようです。「誇り」でお腹はふくれない、というところでしょうか。