『がまん』を教える
小さな頃からがまんを教え、自分の気持ちをコントロールできるようにしておくことは、子供の社会性を育てることになります。
子供が2歳になったら『小さながまん』をさせましょう。子供がしたがること、してほしいことを何でもすぐに聞き入れるのではなく、『今、手が離せないからもうちょっと待ってね』などと少し待たせるだけでオッケーです。
この小さながまんの積み重ねによって、だんだん大きながまんができるようになっていきます。
また、約束をしたり、決まりを作ったりすることも、子供のがまんの心を育てます。例えば『5時になったら帰ろうね』『絵本を3冊読んだら寝ようね』などと具体的に決めることが大事です。この時、『約束を守らなかったら、お母さんはそのことを叱りますよ』と事前に伝えておくことが必要です。そして、もし子供が駄々をこねても、すぐに許して子供の思うようにしてはいけません。『約束をしたことは守る』という厳しさをもって対応しましょう。
最初は、駄々をこねていても、『ぐずぐず言ってもお母さんは聞いてくれない』ということがわかれば、子供は一度で聞くようになります。最初が肝心です。
がまんを教えることに付随して、もうひとつ大事なことがあります。それは時計の見方を教えることです。日頃から時計の長針に注目させ、5分、10 分、20 分などが感覚的にわかるようにしておきましょう。そうしておけば、『5分だけ待って』『15 分になったら始めよう』『時計の針が6になったら教えて』などと、具体的な約束をしながら時計の針の読み方も教えられて一石二鳥ですね。
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