「僕がジョンと呼ばれるまで」上映と鑑賞チケットプレゼントのご案内
この映画は「認知症」をテーマにしています。この「認知症」は洋の東西を問わず大きな「社会問題」となっています。
今回、この映画を「試写会」で観る機会に恵まれました。テーマが認知症でしたので、気が滅入るような映画、見終わった時には「暗い」気分になるよな映画ではないかと思って、会場に向かいました。
上映が始まって、ストーリーが進むにつれ、どんどん映画の中に引き込まれていきました。映画を観る前の気持ちはどこへやら。
映画に登場する人は全て実際に治療を受けている人達。うそ偽りのない、今その施設で起きていることがドキュメンタリータッチで映しだされていきます。
原題は “Do you know what my name is ?”
今か今か、と期待を持たせるようにお話しは進んでいきます。
そして迎えたエンディング。この映画の続きをもっと観たい、この施設の皆さんは「その後」どうなったんだろうと、気になって仕方ありませんでした。
映画に登場するかわいらしい「おばあちゃん」のエブリンさん(93歳)が主役とも言える役割を担っています。果たして彼女がこの映画の中で「ジョン」と呼んでエンディングを迎えるのでしょうか。
それはご自分の目でしっかり確かめ頂きたいと思います。
なお、この映画の中に登場する治療方法は東北大学・川島隆太教授らが開発したもので、現在、日本国内で1万人以上の皆さんが実践しているとのことです。
「いい映画」に出逢えたことを感謝します。