「ベッドバグ」と聞いただけで「ゾッ」とする人も多いかと思います。特に留学生やワーホリの人が移り住んだアパートや貸し部屋、シェアハウスで被害にあうケースが多いようです。もちろん一般家庭でもベッドバグに「侵入」されて被害にあわれたご経験がおありの方もおられることかと思います。
上のマップは2016年7月1日から2017年6月末までの1年のベッドバグ駆除を実施した回数の多い25都市をランク付けしたものです。人口の多いトロント地区がトップを走っていますが、ここバンクーバーは3位とベッドバグ駆除が多い都市となっています。
見るのも嫌かもしれませんが、まずベッドバグに「かまれる」と腕や首筋、足などに、赤い「斑点」がポツポツとでます。そこでシーツカバーをはがして、ベッドの生地の縫い目などを調べてみると「黒いシミ」が点々と付いていたら間違いなく「ベッドバグ」です。
ベッドバグが確定したら、アパートなら管理人に言って「駆除」の依頼をしてください。大抵は管理人が手配をし駆除費用も負担してくれます。※この点についてはご確認ください。
貸し部屋やシェアハウスの場合も同様ですが、大家が何だかんだで駆除を渋る傾向があります。
ベッドバグとの「戦い」とともに「大家」と駆除に関しての戦いになった、という話も耳にしています。
1、ベッドバグの「巣」を見つけることが第一。チェック箇所はベッド、ベッドフレーム、ベッド回り。目印は「黒いシミ(フン)」木のフレームのネジ穴などにもいる。
2、成虫は見つけたら殺虫剤で殺す。またそのあたりには卵があるかもしれないので、ガムテープをそのあたり広範囲にわたり、貼り付けて卵を取る。巣穴を見つけたら、その中にはベッドバグの卵が産みつけられているので、巣から出れないように詰め物をして接着剤で固める。
『元を絶たないとゾンビのように復活』してきます。成虫を殺すのは当然ですが、卵のある巣を見つけることがポイント、とのことです。