ソチオリンピックで全世界を感動の渦に巻き込んだ浅田真央をスランプから 救ったのは、「徹底した基礎作り」だっ たそうです。
スランプに陥っていたバンクーバーオリンピックの後、彼女の母親 がなんとかこの危機を乗り越えてもらいたいと思い「基礎を固める」ことに定評がある佐藤信夫コーチに幾度となくコーチ就任を頼みました。それから3年半、浅田選手は、初心に戻り毎日毎日「基礎 作り」に邁進し現在の勝利に至ったそうです。
私は「英語をモノにする」ことにおいてもまさにこの考え「徹底した基礎作り」が当てはまると確信しており、Able では、この考えの下で指導しております。この基礎つまり英語の土台ができていれば、TOEIC のスコアアップは、「コツ」ばかりに気をとられなくても十分望めます。
実際、Able には、浅田選手が一時期伸び悩んでいたように、「英語を勉強しても勉強してもなかなかうまくならないのでなんとかしたい。TOEIC のスコアは必要ありません」と言って来られる生徒さん
もいます。それでも、800 点は優に超えて卒業します。
さて、その「徹底した基礎作り」とは具体的にどういうことでしょうか。Ableでは、いわゆるAble 式5文型・品詞の働きを徹底的に叩き込みます。この文型分け・品詞は、言葉の並べ方のルールなの でいったん習得すれば、しゃべる時には、この単語(主語になるもの)の次にはこの単語(動詞として働くもの)…と自然に口をつたって出てくるようになります。
また、リスニングにおいても言葉の「かたまり」がわかるようになるので英語の音のリズムがつかめ、画期的に伸びます。
TOEIC では、Listening パートはもちろんのこと、特にReading パートで本領を発揮します。
例えば、パート5の問題では、
The final novel in the series of Henry Platter was unsuccessful because fans found the ending too—– and abrupt.
(a) predictable (b) predicting (c) predictably (d) predicted
これを文型分けしてみると、すなわち 単語のかたまりで考えてみると
(The final novel)( in the series of Henry Platter)( was )(unsuccessful)[ because fans found the ending too—– and abrupt.]
問題になっている空欄の部分は、 because 以下の文にあるので、この文だけをみれば十分です。これでかなり時間の節約ができます。この文の中の動詞findは、会話でもよく使われますが、次のような語順になります。
I find Vancouver interesting. ( 私はバンクーバーは面白いと思う。)
SVOC の( 形容詞) 第5 文型
このようにfind は、「思う」という意味で使う時には、後に目的語(名詞)、 補語(形容詞)が続きます。この会話体と同じ語順のものの今回の正解は、形容詞の(a) です。
訳は、「その完結編は、出来が良くなかった。なぜなら愛読者は、結末はあまりにも簡単に予測がつくし突然の終わり方をしていると思ったからだ」
となります。
もし今回のようにbecause 以下の文が空欄になっていなかったら、because 以下は修飾語なので訳す必要がありません。文中の部分(前置詞in や接続詞because で始まっているかたまり)が、 修飾語です。この考え方を使うとパート7の長文読解もかなり速く読めるようになります。
今回、5文型分けを使った『英語の基礎固め』の一部を伝授しましたが、今までこのようなモノが存在することさえ知らなかった瀕死状態(「品詞」と「瀕死」 をかけてみたかったのですが…オヤジ
ギャグすぎますか(笑))の生徒さんも1週間みっちり個人指導させていただくと5文型・品詞の概念を会得します。
このようにAble では、一人ひとりの生徒さんのスタート時点での状況を把握し、それぞれに合わせて目標スコア目指して指導していきます。
「百聞は一見にしかず」という諺もあります。体験授業も行っておりますので、どうぞお気軽に参加してくださいね。