社会人のマナー講座
第3回 言葉遣い・その1

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第1回と第2回では、ビジネスマナーの基本5 原則、 ①表情 ②身だしなみ ③挨拶 ④立居振舞・所作 ⑤言葉遣い のうち、①~④を勉強しました。

今回は、⑤言葉遣い について考えていきたいと思います。前回までの表情、服装、挨拶と立居振舞に加え、ビジネスマナーでは言葉遣いも非常に重要です。ポイントは「敬語を正しく使う」ことです。

⑤言葉遣い
敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語 があります。尊敬語は相手を敬う言葉、謙譲語は自分をへりくだる言葉、丁寧語は語尾に「です・ます」などをつけたり、言葉の頭に「お・ご」をつけて丁寧に表現する言葉です。
苦手意識の強い人も多いようですが、基本的な決まり文句を覚え、日常生活でも積極的に使い続け、身につけていきましょう。

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敬語の間違いで一番多いのが、尊敬語と謙譲語の取り違え です。敬語を使って相手に敬意を表しているつもりでも、敬語になっていないことがあります。特に「参る」「申す」は要注意 。適切に使い分けてくださいね。 manner2

二重敬語 にも気をつけましょう。本来敬語は一度使えばいいところ、二重に使ってしまう間違いです。丁寧に話そうという気持ちの表れでしょうが、二重敬語は使わないように。例を挙げますので、他にも応用してください。 manner3

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高橋泰代 

大学卒業後、私立一貫校の教員を経て、夫の勤務に帯同しバンクーバーに滞在。帰国後、人材教育企業に勤務し、講師業をスタート。企業・行政向けにビジネスマナーをはじめ、コミュニケーション力・マネージメント・コーチングに関する研修を多数企画・担当。就職支援・相談にも活動の分野を広げ、現在に至る。

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