配偶者・コモンローパートナーがOpen Work Permitを取得できるシステムが延長
終了予定だったカナダ永住権申請プログラム「Family Class」国内申請選択者にとって朗報
Spouses or Common-Law Partners in Canada class (SCLPC)
Family Classの国内申請はプロセス期間が2年以上掛かるケースが多く、申請結果を待っている間に配偶者・コモンローパートナーがカナダで合法的に就労できるようにとOpen Work Permit申請資格が昨年12月に与えられるようになった。
1年間で終了するはずのシステムでしたが「延長」になったとの朗報。
*2015年8月27日現在の国内申請プロセス期間は17ヶ月
Open Work Permitは職種・雇用主限定の就労許可証とは異なり、
● 既に国内申請にて永住権を申請されている配偶者・コモンローパートナーの方はVegrevilleのCase Processing Centre宛にWork Permit申請書を申請費($155)と共に郵送申請することができる。
● スポンサー審査を既に通過(meet the eligibility requirements)されており、メディカル・バックグラウンド審査を待っている状態の配偶者・コモンローパートナーの方はオンラインにてWork Permitを申請することができる。
● 既に昨年12月に始まったシステムのもとOpen Work Permitを取得されたが、有効期限が切れそうであるという場合は延長申請ができる。
● これから国内申請にて永住権を申請される予定の配偶者・コモンローパートナーの方は永住権申請書類にOpen Work Permit申請書類を含めて一緒にMississaugaのCase Processing Centre宛に申請することができる。(*Work Permit申請費($155)を忘れずに含めること。)
審査官は下記条件を満たしている場合、Open Work Permitを発行;
● 国内申請にて配偶者・コモンローパートナーが永住権を申請している
● カナダ国籍・カナダ永住権保持の配偶者がスポンサーシップを申請している
● 永住権申請者である配偶者・コモンローパートナーがスポンサーと同じ住所に住んでいる
● 永住権申請者である配偶者・コモンローパートナーがカナダで合法的な一時滞在資格を維持している(visitor/study permit/work permit)
日本国籍の方にとっては国外申請を選ばれた方がプロセス期間は短いのですが、国内申請プロセス期間も以前に比べてかなり短くなってきていますので選ばれる方も多くなってきており、このOpen Work Permitが取得できる資格は働きながら永住権を待つことを望まれる方々にとって朗報となります。