「旅行者下痢症」
この病気の原因は細菌やウイルスの他、食べ物そのものによることも多いようです。細菌による下痢には、抗生剤などによる適切な治療が必要なケースもありますが、特に海外では環境が変わるので現地の人に対しては何の影響がないものに対して免疫を持っていない旅行者がかかってしまう場合が多く、便の検査などを行っても原因を特定できないことが多いといった特徴もあるようです。
今回は、この「旅行者下痢症」について、医師に伺いました。
どんな症状が発症するの?
感染性胃腸炎と同じで嘔吐、腹痛、下痢、発熱ですが、すべての症状がそろう訳ではありません。抗生剤による治療が必要でなければ、通常、症状は3〜4日で良くなりますが、熱が出たり血便が出たりする時は要注意です。
発症した際の対処法
嘔吐であれば吐き気止め、腹痛であれば痛み止め、下痢であれば整腸剤などの対症療法を行う必要があります。症状によって口からの食事が困難になることが多いのですが、脱水にならないために少なくとも水分は取る必要があります。特に下痢や嘔吐が続くと、体のナトリウムやカリウムなどの電解質が失われますので、スポーツドリンクでの水分摂取が必要です。あまりに症状がひどいときは病院を受診するようにしましょう。
予防のためにできること3つ
1:熱処理が十分でないものは取らない
2:食事は、ホテルなどの信用できるお店で
3:生水には得に注意が必要
※飲料水に入っている氷や生野菜には生水が使われていることが多いので、そういうものへも意識を向ける
と、ここまではDoctors Meからの出典ですが、ここからはカナダに来た人へのアドバイスです。
留学やワーホリでカナダに来て、ホームステイを利用して滞在する人にとって、
食事
水
は大きな問題。
そもそもが「ホームステイ」で、今まで食べてきたものとは
違う「食材」、違う「調理方法」、違う「水」
お腹が「ビックリしない方が不思議なくらい」です。
ましてや、全くの見ず知らずの他人のところに「ホームステイ」をするとなると、体調のみならず、精神的にも参ってしまうこともあり得ます。
ステイ先で出る食事で、口に合わないもの、食べれないものがでれば、「無理」に食べることはないです。「食べれない」ということをホストに伝えることもホームステイをしていくうえで大事なことです。
もし、体調を壊したら、
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