Canada Goose、お持ちの方も多いかと思いますが、ダウンコートが有名ですよね。結構なお値段ですが、左の腕にはカナダグースのマークがカッコいいです。
【カナダグース】
1957年メトロ・スポーツウェアの名前で創業。当時はカナダの警官や国立公園で働くパーク・レンジャー向けのコートや、LLビーンやティンバーランドなどのブランド製品をつくる無名のメーカーだった。2001年ダニー・ライスが父の後を継いでCEOに就任して以降、カナダグースのフード付防寒着を高級品としてブランド化することに成功し、2月にも上場する可能性があるとされています。
ところがここにきて世界最大の動物愛護団体PETAがカナダグースがコートのフードの縁にコヨーテの毛皮を使っていることや、本物のガチョウの綿毛(ダウン)を使っていることについて、カナダグース側では自社のウェブサイトで、倫理にかなった素材を調達していると主張しているものの、それに納得していないPETAはカナダグースの製品に反発を強めているとのことです。(Forbes Japanより)
【PETA】People for the Ethical Treatment of Animals
動物の倫理的扱いを求める人々の会 はアメリカの動物の権利 (アニマルライツ)運動団体。若しくは、動物保護団体、動物擁護団体。大手企業を相手に数多くのキャンペーンを行い、またメディアを使った過激なキャンペーンでも有名である。(ウイキペディアより)
こうした保護団体のデモなどの抗議活動は、それを販売するお店の真ん前で、ファー使用の反対署名やシュプレヒコールをあげたり、プラカードを持って行き交う通行人に反対を呼び掛けたりしています。以前ダウンタウンにあったファーを扱うお店に対し、こうした反対運動が繰り広げられていたのは記憶に新しいとことです。また反対運動者が、ファーを身に着けている人に「どうしてファーを身に着けるのか」と口論にもなっていたこともあります。
こうしたネガティブキャンペーンが展開されると、カナダグースの高級感を醸し出す「ファー使用」禁止につながり、もっと進むとカナダグースそのものの存在に「黄信号」が灯るかもしれないです。