世界で最も裕福で健康的で繁栄した国
イギリスのシンクタンク、『Legatum Institute』(レガタム研究所)は11月28日に2018年の『世界で最も裕福で健康的で繁栄した国』を発表しました。
【レガタム繁栄指数】とは
世界149ヵ国を対象に、次の9つカテゴリー(経済的質/ビジネス環境/統治状況/個人の自由度/個人の社会貢献・関連/治安・安全/教育/健康面/自然環境)で100以上の指標をもとに世界で「最も繁栄している」国をランク付けたものです。
1位ノルウェー | 2位ニュージーランド | 3位フィンランド | 4位スイス | 5位デンマーク |
6位スウェーデン | 7位イギリス | 8位カナダ | 9位オランダ | 10位アイルランド |
こうしてみると社会資本が充実して、自然豊かな国がトップテンを占めていますね。G7のグループからはイギリスと我らがカナダ、ランクインしていますね。
11位アイスランド | 12位ルクセンブルク | 13位オーストラリア | 14位ドイツ | 15位オーストリア |
16位ベルギー | 17位アメリカ | 18位スロベニア | 19位マルタ | 20位フランス |
世界をリードするアメリカは17位ですか。。。。あれれ?日本が出てこない。。。
21位シンガポール | 22位香港 | 23位日本 | 24位ポルトガル | 25位スペイン |
26位エストニア | 27位チェコ | 28位キプロス | 29位モーリシャス | 30位ウルグアイ |
やっと23位に日本が出てきました。昨年も23位でしたので順位の変動はないのですが、『世界で最も裕福で健康的で繁栄している国』の観点からみると頑張ってほしいですよね。
このグループに入っている国々を見てみて、「え~ッ、一緒のグループ??」と思ってしまいます。治安と安全のカテゴリーで149ヵ国中2位にはなりました。また健康面でも政界で3位とうれしいですね。でも、その他のカテゴリーではトップテンに入れたのがほとんどない、という状況です。以下の表を参照してみると、特にSocial Capital(個人が社会と関わり持つ指数においては99位とかなり低位となっています。社会に無関心な人が多い、ということでしょうね。
8位に入ったカナダは「個人の自由度』で堂々の世界1位に輝き、その他のカテゴリーでもトップテン入りしたのが2つほどあるようです。