2017年10月～2018年9月期
カナダ・オーストラリア・ニュージーランドへの日本人の渡航者数増減

　トラベルボイスでは、2017年10月～2018年9月期にカナダ、オーストラリア、ニュージーランドへの日本人渡航者の数を公表しました。それによると、カナダを除く2か国の渡航者数はオーストラリアは過去1年間ほぼ増加傾向、ニュージーランドは2018年5月期を除き、前年とほぼ同程度の渡航者数となりまた。
カナダに目をやると、残念ながら過去1年、渡航者の減少が続き、9月においては昨年比で19％強の減少となっています。残念ながら「カナダ離れ」が続いているようです。
　ここに来て、留学生やワーキングホリデーのビザ申請には2019年から東京のカナダビザセンターで指紋認証や顔写真の撮影が必須になるため、関東地区の方にとってはまだしも、北海道や沖縄からもビザ取得のために東京に行く必要が生じます。そのため、そうしたことが必要とならない、オーストラリアやニュージーランドへ留学生やワーホリが逃げることも予想されています。
　残念ながらますます「カナダ離れ」に拍車がかかりそうです。