「おにぎり」試食会イベントを終えて

1月22日、23日、24日の3日間にわたり、さくら屋さん、フジ屋さん、そしてShiroレストランで「おにぎり」試食会のイベントが開催されました。このイベントを主催された、北海道の株式会社 Wakka Japan本社から出張されてこられた伊藤さんとシンガポールWakkaから来られた佐藤さんに今回のこの「おにぎり」試食会の狙いや開催してみての手応えやバンク―バーの印象などをお聞きしました。

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イベントを主催された株式会社 Wakka Japanについてお尋ねします。どのような業務をされているのでしょうか。

日本が誇る世界一のお米である日本産米を、玄米状態で冷蔵コンテナを用いて海外に輸出、海外でオーダーをいただいてから精米を行い販売する、といった事業を行っております。現在、香港シンガポール台湾ハワイにて精米拠点を有しており、現地で精米仕立ての日本産米を飲食店や個人のお客様に召し上がっていただいております。

さて、今回のイベントを企画された理由とその反響をお聞かせください。

写真 2017-01-22 10 48 21弊社グループでは2028年までに現在の4拠点を10拠点にまで拡大するというミッションを掲げており、現在様々なマーケットでPRイベントやリサーチを実施しております。少しでもニーズのあるマーケットに優先して取り組みたいと考えております。

そして、今回のイベントで感じたことは普段はアメリカ米に食べなれている方も、日本のお米のおいしさにびっくりされて「とても甘い感じがする」「もっちりしている」といった反響を多くいただきました。

またこれはバンク―バーの食生活の特徴なのでしょうか、「玄米のコシヒカリはあるのか?」と聞かれたり、「これはオーガニックのお米です。」と説明すると「それなら是非買いたい」と言っていただけ、健康志向が強いのに驚かされたりもしました。日本産のものに対する安心感は非常に高く、「需要はかなりある」と感じました。

また、「のり」を食べたことがなかった人もいて、「これはどこに売っているか」、と聞かれたりもしました。うっぷすさんの事前広告やFacebookでの反応から、ある程度の手応えを予想していたのですが、アンケートも100人を超える方からいただけ、大成功のイベントになったかと思います。

試食をされた方からのメッセージ
本当にすごく美味しかったです!うちの夫は富山の米農家の出身で、バンクーバーで買っている安い米はもう「(米とは)別のもの」扱いなのですが(笑)、その夫も「米が甘くてすごく美味しい」と喜んでいました。 夫は「美味い米は塩むすび、それだけで食べるのが最高に美味しい」というのが持論で、私もシンプルに塩むすびでいただいたのですが、最近食欲がなく、1日1食しか食べていなかったのですが、塩むすびが美味しくて2個、一気に食べてしまいました。
さて、佐藤様はシンガポールで会社運営をされいますが、シンガポールのお米事情についてお聞かせいただけませんか?

シンガポールではアメリカ産はもとより、日本産米は日本のスーパー並みの品ぞろえとなっています。本格的な日本食レストランも急増しており、お客さんの舌も肥えてきていることから、たとえ大衆店でも日本産のお米をつかっているところがかなり増えています。

佐藤様はワーホリでトロントで1年滞在された、とのことですが、その当時のワーホリ生活についてお聞かせいただけませんか?

ワーホリで来たときは英語は全く話せない状況でしたが、趣味が音楽演奏(サックス)でしたので音楽を通して現地の友達がたくさんでき、本当に楽しい1年でした。英語と同時に、彼らを通して日本にはない考え方や多様性に対する理解も深まり、この経験は今の仕事にもしっかり活かせています。今回は10年ぶりのカナダでしたが、懐かしさよりも、このような形で来訪できたことの喜びが強いですね。

最後にバンク―バーの印象をお聞かせください。

人や気候がよく、町もコンパクトながら便利で非常に住みやすい場所と感じ、世界1住みやすい街に選ばれた理由がよくわかりました。 また、レストランのレベルも日本食・そのほかも含めて、非常にレベルが高く食に対する意識の高いというのが印象的でした。 ここバンクーバでの日本食、そしてお米を含む日本食材の需要の高まりを肌に感じる滞在となり、近い将来に日本の美味しいお米をお届けできるよう引き続き活動していきたく思います。

最後にこのたびはOops!うっぷすの中村様には本当にお世話になりました。
そして今回お会いさせていただいた方すべてに、この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

株式会社 Wakka Japan
設立日:2013年7月19日
住所:北海道札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1 札幌市産業振興センター3F,C-6
電話番号:011-817-7820 FAX:011-817-7821
【事業内容】
世界各地で最も新鮮な日本産米専門店ブランド「三代目俵屋玄兵衛」事業を展開。現地精米にこだわり、製品は海外の飲食店及び一般ユーザーに販売。また、「三代目俵屋玄兵衛」各グループ会社への供給業務(調達・輸出)グループ全体の販売管理・経営企画

伊藤 聡(いとう さとし)
1982年、北海道生まれ。専門学校を卒業後、東京消防庁に入庁。その後、民間の石油機関にて営業の仕事に従事。2010年にすでに香港で事業開始していた三代目俵屋玄兵衛の創業者に出会う。2013年7月に三代目俵屋玄兵衛の供給拠点として㈱Wakka Japan設立と同時に入社、取締役に就任。

佐藤 祐一(さとう ゆういち)
1981年、新潟県生まれ。大学卒業後、都市銀行に入行。その後、カナダにワーキングホリデーにいき、1年後に帰国。日本でネットワークエンジニアとして働いていた時に、すでに香港で事業開始していた三代目俵屋玄兵衛の創業者に出会う。2011年12月に三代目俵屋玄兵衛のシンガポール法人を設立し、代表に就任。現地での紹介記事


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