チーズ専門店『les amis du FROMAGE』紹介

とても身近にあるけれど、意外とその奥深さを知らない…チーズはそんな食材の代表格だろう。
チーズ専門店『les amis du FROMAGE』は、チーズの魅力のすべてを知ることのできる場所だ。
さあ、チーズの世界をじっくりと味わってみよう!

『les amis du FROMAGE』  http://buycheese.com/
East Vancouver 店 604-253-4218
843 E. Hastings St. Vancouver 毎日10:00-18:00
Kitsilano 店 604-732-4218
1752 W. 2nd Ave. Vancouver 土〜水9:00-18:00、木・金9:00-18:30
*両店とも、月曜日が祝日の場合は休業。* East Vancouver 店では、水・土・日にヒトミさんが日本語で対応してくれる。

『les amis du FROMAGE』チーズのことなら何でも!

扉を開けると、そこは広々とした和やかな空間。ショーケースに並んでいるのは、チーズ、チーズ、チーズ…。 ここles amis du FROMAGE(East Hasting 店)は、カナダ国内はもとより世界各国から400 種類ものチーズを集めたチーズの専門店。誰もがきっと、お気に入りのチーズを見つけることができる。

チーズの専門家がチーズ選びをサポート

1985年にAlice(母)& Allison(娘) Spurrellがファミリービジネスとして始めたケータリング会社が、30 年を経て現在のチーズ専門店へと発展した。「お客様のニーズに合わせる」というのがこのお店のポリシー。来店した方には笑顔で声をかけ、じっくりと丁寧に対応してくれる。嬉しいことに、なんとショーケースの中のチーズは試食させてもらうことができる。あまりにもたくさんのチーズで「どれを選んだら良いかわからない」という方でも、自分の好み(さっぱりとか、濃厚とか)や、どんな銘柄のワインに合わせたいか、などの希望を伝えると、それにふさわしいチーズを選んで試食させてくれる。気に入れば、即購入!
 一言で「チーズ」と言っても限りなく奥が深い。産地によって味が違うのはもちろんだが、原料の牛乳がどこの農家のものか、その牛が何を食べて育てられたか、などの諸条件により微妙に風味が違う。また、同じチーズでも、熟成期間により味の深み、複雑さ、食感などが変わってくる。そんなたくさんの種類の中から、チーズ専門家が自分の好みのチーズ選びを手伝ってくれるという、チーズ愛好家にはまさにパラダイスのようなles amis du FROMAGEである。

見ているだけで時間を忘れるほど楽しい!

チーズプレートに欠かせないソーセージ、クラッカー、ナッツ、瓶詰め類なども豊富に揃えられている。オリーブオイル、ハチミツ、ジャム、パスタなどチーズ以外の食品や、オシャレなチーズ用プレートなども、見ているだけで楽しくなる。また冷凍の惣菜類もles amis du FROMAGE の目玉商品。スープ(20 種)やメインディッシュ(16 種)は、店内のキッチンで作られている。どれも忘れられないお味のものばかり。最高のチーズを使ったマカロニチーズグラタンや、良質の肉で作られたビーフ・ブルギニョンはイチオシの逸品。
 チーズ愛好家はもちろん、『Bistro Wagon Rouge』や『West Restaurant』をはじめとするバンクーバー界隈の名だたるレストランの多くが、このチーズ店のカスタマーであることからも、そのグレードの高さを知ることができる。(それなのに、まったく気取らないところがまた嬉しい魅力!)チーズ好きならずとも、一度訪れる価値ありの注目スポットである。

ラクレットチーズ、フォンデュチーズも、数種類の中から好みのものを選ぶことができる。機材の販売もしているが、チーズを購入した人にはラクレット器やフォンデュポットの無料貸し出しも行っているので要チェック。

 

「チーズスペシャリスト」によるチーズをもっともっと 楽しむ方法

「難しく考えないで、気軽にチーズを楽しんでくださいね!」とおっしゃるles amis du FROMAGE のマネージャー・ヒトミさん。「気に入ったチーズを探すお手伝いをさせていただきますので、どうぞ何でもご相談ください」

 

チーズプレートの作り方のコツ
 チーズプレートを作る時には、ソフト(ブリー、カマンベールなど)・セミソフト(ゴーダなど)ハード(チェダーなど)など、違うタイプのチーズを選ぶと楽しめます。ここに山羊や羊のミルクのものを入れるとバラエティーが広がりますよ。多人数の場合は、3 種類くらいのチーズを大きなピースで買い、それぞれをたっぷり盛ると見栄えがします。食べる時には、味の淡泊なものを先に、濃厚なものを後にしてくださいね。せっかくの繊細な味が、わからなくなると残念ですので…。

チーズと相性の良い食品は?
 クラッカーだけでなく、ナッツ類・ドライフルーツ類もぜひチーズと一緒に食べてみてください。さらに奥行きが広がって、新しい美味しさを発見できますよ。生のフルーツは、チーズと一緒に口に入れると、味が喧嘩してしまいます。ブドウなどがよく添えられていますが、これはチーズの合間に舌をクレンジングする程度にとどめておいてください。ジャムをかけたり、ハチミツをかけてオーブンで焼いても、また新しい美味しさを楽しめます。

チーズ&日本酒!?
 ワインとチーズは、定番です。赤ワインは合わせるのが難しいので、迷ったら白を選んだ方が良いです。
les amis du FROMAGE では、ワインの銘柄に合わせたチーズもご紹介できますのでご利用ください。意外ですが、日本酒とチーズも、相性抜群です。無理にワインと合わせるよりも、日本酒をお薦めしたいですね。

新しい味覚にチャレンジしてみよう!
 スーパーのチーズだって良いんですよ。自由に楽しんでください。これまでの自分の味覚の枠からちょっと外に出て、楽しんでいただけたら嬉しいです。最近のお薦めは、羊のミルクを使ったManchego。山羊のものよりクセがなく、食べやすいと思います。また、昨年よりバンクーバー近郊のレストランで流行っているのがBurrata。薄
切りのトマト、バジルと合わせてカプレーゼにするのがトレンドです。


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