まさにキツラノのど真ん中。近頃、頻繁に聞くようになったグルテンフリーを、大々的に掲げている日本食屋『Iki Japanese Restaurant』さんがある。普通に売られている醤油、酢、焼酎、うどんなどグルテンが入っているものは日本食でも意外と多いのだが、それを徹底してグルテンフリーの製品に変えているのだ。当然そういったアレルギーを持っているお客さんが多い中で、ビーガンオプションも充実しているのは必然とも言えるかもしれない。
Veggie Tempura (8pcs, $9.95) は2種の米粉とスターチを混ぜて、グルテンフリーでもサクサクの衣が実現されている。野菜そのままの味、甘みが活きている天ぷらだ。グルテンフリーだから、油ものなのに思ったほどもたれることなく、身体に優しく感じるのが不思議だ。
Veggie Gyoza (5pcs, $6.95) には、ギョウザの皮にライスペーパーを使用。ソイプロテインでできた模造肉の食感も良く、ギョウザならではの焦げ目もついて、とてもグルテンフリーとは思えない完成度。
ビーガンのお寿司では、Crispy Artichoke Roll ($9.25) を試してほしい。 ロール寿司をオリーブ油で焼いた上に、叩いたコリアンダーシードとパンプキンシードを散りばめた変わり種。 アーティチョークとサンドライトマトが絶妙なハーモニーを醸し出す和洋折衷の1品は、バルサミコ酢とたまり醤油で食べてもらう。
数多くのアレルギー対応が実現されているバンクーバーならではのレストランと言えるだろう。