金太郎らあめん
昔ながらの日本のラーメン屋さん

昔ながらの日本のラーメン屋さん

 バンクーバーがラーメン激戦区と呼ばれるようになって久しいけれど、まだラーメンがバンクーバーっ子にそれほど知られていなかった頃から営業している店がある。それが今回紹介する『金太郎らあめん』。創業は2000 年の1 月というから、もうすぐ20 周年。今ではDenman St. にある店頭の行列は見慣れた光景だが、開店当時は「寿司ないの?」と聞かれたこともあるのだとか。その頃からずっと日本のラーメン屋の味をカナダで提供し続け、バンクーバーでの「Ramen」定着に大きく貢献してきた。

仙台味噌と信州白味噌など4 種類をブレンドした一押しの味噌ラーメン$10.45 は一番人気。体の芯から温まる

メニューは豚骨ベースの「しょう油」、「塩」、そして4 種の味噌を使った「味噌」が基本。スープは好みに合わせて「こってり」、「ふつう」、「あっさり」から選べ、チャーシューも「脂身あり」か「脂身なし」が選べる。

カロリーなんて気にせず絶対こってり派!という人も、ヘルシーなあっさり派も楽しめるのが嬉しい。開店当時からずっと「安くてお腹いっぱいになれる店」を貫いており、そのボリュームにも大満足。あっという間に寒くなったバンクーバー。ラーメンが恋しくなったら安定の老舗に行ってみよう。  


宮井みちる

バンクーバー在住のライター、翻訳家。カナダと日本の媒体でカナダの魅力や、イベント、ニュース記事を発信中。映画、音楽、スポーツ観戦、そして海が大好きな2児のママ。

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