世界的に猛威をふるっているコロナ禍の今、自粛規制中のブルワリーは、テイクアウトやデリバリー対応をして乗り越えていたところも多々ありました。やっと規制緩和され店内飲食が可能になり、 今まで営業を停止していたブルワリーも公衆衛生ガイドラインに基づき、店頭に消毒液を設置したり、店内で飲食するお客の名前と電話番号を控えたり、テーブル席も十分間隔をとって設置するなどして、少しずつ店内での飲食が可能になってきました。
夏になり今年もビールの美味しい季節がやってきました。外の空気を吸いながら、ビールを嗜むことができるパティオがあるブルワリーは特に人気で、今回ご紹介するYellow Dog Brewery も、大きなパティオがあるポートムーディで大人気のブルワリーです。ポートムーディはバンクーバーからですと、スカイトレインのミレニアムラインで約40 分くらいで来ることができます。今回ご紹介するYellow Dog Brewery はMoody Centre 駅から歩いて約10分くらいの駅から歩ける距離にあります。
この「Yellow Dog 」という名前は、オーナーであるメリンダさんとマイクさんのイエローラブラドール犬・チェイス君に由来し、ブルワリー内にそのチェイス君の写真が壁に飾られています。また、このYellow Dog がある通り沿いには合計5軒のブルワリーが集結するブルワリーエリアなのですが、その中でもこのYellow Dog は2014 年にポートムーディで一番最初にオープンしたブルワリーで、パティオエリアがとにかく大きく、ピクニック気分でビールを堪能できます。
犬がテーマのブルワリーのため、各ビールの銘柄も犬に関連した名前がつけられており、犬好きにはたまらないブルワリーといえるでしょう。実際、彼らが最初に作ったビール「Chase My Tail Pale Ale」もチェイス君にちなんで名付けたそうです。
「Take A Walk Wit」や「Play Dead IPA」など、名前が面白くて、ついオーダーしてみたくなってしまうビールの銘柄がたくさんあります。
今まで通り、サーバーがオーダーを取りにテーブルまで来てくれますが、コロナ禍ということもあり、メニューはお客さんご自身でブルワリーのウェブサイトからMENU をそれぞれ見てもらう形式をとっていますので、お店に行く前に、自分の飲みたいビールをチェックしておくのも良いかもしれません。私がよくオーダーする大好きなフライト(サンプルビールセット)は骨の形をしたトレイに入っており、写真映えもしますし、とてもかわいく、少量を4種類飲めるので何を飲むか1つに絞れない方にはお勧めです。ブルワリーの前には日替わりでフードトラックが止まっているので、そこで食べ物を買って、持ち込むことが可能です。
フードトラックの予定表もウェブサイトで確認できるようになっていますので、事前チェックをして、お天気の良い日は、ぜひ、パティオでお天道様の下、フレッシュビール を楽しんでください!