歴史、文学、哲学好きな方なら、みすず書房という日本の出版社をご存知でしょうか?マニア好みの本ばかり取り扱われています。時流に乗らず独特のテーマで攻め続けるスタイル。そんなみすず書房さんから日本では出ている訳本で日本名はそのまま『マツタケ 不確定な時代を生きる術』( “The Mushroom at the End of the World”)という本があります。
松茸は日本の秋の風物詩という印象がありますが、今では米国、フィンランド、中国をはじめとして北半球の多くで収穫ができますが、カナダ産の松茸は中でも芳醇な香りを出すことで知られています。
松茸は寄木と共生関係を構築しながら育つため、人工栽培が出来ません。そのため自然に委ねざるを得ない、ある意味不確定な食用キノコです。毎年収穫量も減ってきています。歴史的に興味深いのは第二次世界大戦時、広島が原爆により焼け野原になった際、荒れた地に最初に出現した生物が松茸と言われているということです。不確定な中での希望という意味では、松茸の存在に現在の状況を重ねることも出来るのかもしれません。
弊社では10年以上カナダ産松茸の日本宅配販売を行っております。おかげ様でリピーターの方のご利用も多く、本年は発売から2日目の時点で、プレミアムグレードの松茸が2限定数20の半数である10パッケージ以上既にリクエストを頂いている状況です。
グレードとは、基本的に香りの違いです。笠の部分が閉じているほど、香りを閉じ込め、松茸本来のあの香りが出ます。グレードが高ければ高いほど、味と申しますか、香りが高いため、全体的なポイントとして分配があがります。
一方、ご自身やご家族でのちょっとした話題作りなど香りをそんなにも求めない場合ならば、グレード3が低くても十分に楽しんで頂けますし、歯ごたえも十分です。
本年は昨年に引き続き輸送手段の確保にも最大限の努力をさせて頂いております。 ご興味がおありの方は、どうぞ遠慮なくお問い合わせくださいませ。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
604-682-5885
info@navitourca.com
https://www.navitourca.com/