さあ、ベジタリアンレストランに行こう!と思ったら、まず思い浮かべるのはKitsilano や Commercial Dr. エリアだろう。実際、このコラムでもKitsilano は何度も登場している。
しかしここはベジフレンドリーシティ・バンクーバー。東部に広がるバーナビーエリアにも、ベジタリアンはあるのだ。ちょうど1年前にオープンした『Lotus Seed』は、比較的新しいレストラン。また、その料理のアイデアも新鮮。バンクーバーのベジタリアン文化が凝縮しているようなフュージョン料理が、メニューを見ている目を何度も迷わすだろう。
その中でも1番のお勧めは、Sunny Pate Wich ($6.99)。常連客の中には1年間、こればかりオーダーする人もいるという、ベトナム風サンドイッチ、バンミーのベジタリアンバージョンだ。パンはバゲットではなく、フォカッチャなので固すぎない。まるでツナマヨのような味わいのサンフラワーシードパテに、レタス、トマト、キュウリ、チーズが上品に絡む(チーズはビーガンの『Daiya Cheese』に変更可能)。
また、Lotus Seed’s Pho ($9.95) もぜひ試して欲しい! ゆっくりと、6 時間煮込んだ野菜のブロスは、多くのレストランで使われているMSG入りのスープとは、ひと味もふた味も違う。シンプルなのに、優しく深い味わいとなっている。
Avocado, Mango, Organic Quinoa Salad ($9.95) もお忘れなく。丁寧にダイスされた新鮮な野菜に、ライム、バジル、ミントのさっぱりドレッシングとスーパーフードのキノアが絶妙のバランスでミックスされている。彩り豊かで目で楽しめることも間違いなしだ。