フランスの保健局の信頼のおける情報筋から、「南米」等への渡航歴のない女性から「ジカ熱」ウィルスが見つかったという情報がリークされました。
女性は妊娠はしていないとのことです。
情報筋は、女性の友人がブラジルに渡航しており、おそらくその時点で蚊に刺され、ジカ熱に感染したと思われ、その後の性交渉によって、女性に感染したものと考えられている、と話しました。
ジカ熱ウィルスへの感染は通常「蚊」に刺されることによって引き起こされ、性交渉での感染は「まれ」と考えられているものの、すでに先週アメリカではブラジルへの渡航歴のある複数の男性(ウィルス感染者)がそれぞれに交渉を持った女性を検査したところ、2組のケースで女性への感染が確認された、ということです。また、さらに14組が検査対象になっており、その内4組が既に検査途中である、という報告がでています。
ジカ熱ウィルスに感染していると自覚症状がないまま、ブラジルから出国して、世界各地にこのウィルスが拡散しているように思われます。
今夏、オリンピックがブラジルで開催されますが、ブラジルからの報道で知る得る限りでは「蚊の駆除」が十分できていないような報道が多いようです。
大会に参加する選手も、またそれを観戦に行く人たちも、「ウィルス」に感染する危険にさらされる事態だけは避けたいものですが、どうにも防ぎ切れないような印象を受けます。
世界中でこのウィルスが
OUTBREAK
しないことを祈るばかりです。