『ウィスラー』に行く前に、あなた、大丈夫ですよね？

出典：イクシル

ウィスラーで「流行性耳下腺炎」が猛威をふるっています。

『流行性耳下腺炎』は、通称「おたふくかぜ」がウィスラーで流行しているとのことです。既に41名の陽性患者がでているようです。

出典先：http://ixil.info

　おたふくかぜの予防はワクチン接種でしていますが、ここカナダでも、おたふくかぜワクチンは定期接種で2回受けることになっています。ただ、発表によりますと、1970年1月1日以降に生まれた人は1回はワクチンの接種をしているものの、2回目の実施が1996年までなかったので、多くの人がおたふくかぜにかかる可能性があるようです。
　日本人の場合はどうかと言えば、任意接種ワクチンで接種費用が自己負担になっているので、1回だけ接種する習慣になっていて、おたふくかぜにやはり感染する危険があるようです。
ご自分の子供の顔がある日少し大きく膨らんでいるように感じたら、おたふくかぜに感染しているかもしれませんので注意してください。

でも、子供がこの病気にかかっても、それほど心配することはなく、ほとんどの場合、おそらく1週間くらい安静にしていれば、自然と回復してゆきます。

問題は、大人が感染した場合

大人の初期症状も子供とほとんど同じですが、人によっては40度を超える高熱になることがあり、この高熱によりさまざまな重い症状が伴うことがありますので要注意です。40度を超える高熱、もう大変ですよ。

感染とその経路
ムンプスウイルスと呼ばれるウイルス菌による感染で発症します。感染経路としては、飛沫感染や接触感染によって、人間から人間に広がります。

潜伏期間
感染してから2～3週間で発症 症状 おたふく風邪にかかると、高熱（38度以上）が出て、顔が丸く腫れます。 特に初期症状には、首の痛みが強く出るようですが、その後、最大の特徴は、耳下腺の腫れで、耳の付け根から顎のあたりに出ます。 さらに、腹痛や頭痛、倦怠感、腹痛や嘔吐、食欲不振等と言った症状も現れることがあります。