10月 乳がん啓もう月間!
データで浮き彫りになった早期発見の大切さ
国立がんセンターが2022年6月4日に公表した最新がん統計によると、女性で圧倒的に羅患数が多いがんはここ数年乳がんがトップです。乳がんの生存率は高いことで知られており、10年生存率は、Stage 1で98.3%, Stage 2:で88.7%, Stage 3で66.6%、Stage 4で18.5%(https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20211110c.htmlNHK首都圏ナビ、2021年11月10日)。Stage 1とStage 4を比べると急激に生存率が低くなっています。早期発見するには日ごろから自分の体に関心を持つこと。
10月は乳がん啓発月間です。まずはご自分でセルフチェックを行ってみましょう。そして、マンモグラム検診を受けましょう。
乳がんセルフチェック
https://ganclass.jp/kind/breast/selfcheck.php
無料マンモグラフィー検診
ウェブサイト:http://www.bccancer.bc.ca/screening/breast/get-a-mammogram
電話番号:1-800-663-9203 or 604-877-6187
電話相談:604-356-7325
(匿名でも結構です。また相談内容についても秘密厳守します)
つどいのホームページ http://tsudoivancouver.blogspot.com/
※活動はすべてボランティアで行われています。
チェックポイントと方法 乳がんを学ぶから引用
以下を参考に、ご自身でチェックしてみましょう。
※注意
このチェックシートは、疾患の診断に代わるものではありません。チェックの結果、問題や異常がなくても、不安や気になることがあれば必ず医療機関を受診してください。
- 乳房の変形や左右差がないか
- しこりがないか
- ひきつれがないか
- えくぼのようなへこみがないか
- ただれがないか
- 出血や異常な分泌物がないか
『入浴前』に鏡のまえで
- 両腕を下げた姿勢で、乳房や乳頭を観察します。
- 両腕を高く上げた姿勢で、正面・側面・斜めから乳房を観察します。
- 乳頭を軽くつまみ、血のような分泌液がないか調べます。
『入浴中』にバスルームで
皮膚の凹凸がよくわかるよう、手に石けんをつけて滑りやすくしておきます。
- 腕をあげ、乳房の表面に渦巻きを描くようにして、しこりやこぶなどがないか調べます。
- 指先をそろえてわきの下に差し入れ、リンパ節が腫れていないか確認します。
『おやすみ前』にベッドのうえで
仰向けに横たわります。(肩の下に薄いクッションなどを敷くと調べやすくなります)
- 腕を上げて、乳房の内側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
- 腕を下げて、乳房の外側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
- わきの下に手を入れ、しこりがないか指の腹で調べます。