とにかく、僕は、指圧をするのが大好きなのですが、何でそんなに好きなのか、考えてみると、主に2つ理由があります。
凝りを見つけて、それをほぐすということ自体がとても楽しいんです。身体の内部のことなので、視覚や聴覚で皆さんに伝える事ができないのですが、僕の手の触覚と僕だけに聞こえる音みたいなものが、僕の指圧にはあるんです。
凝りの状態も色々あって、パンパンに張ってるとか、ガチガチに硬いとか、ゴリゴリに筋張っているとか、言葉の雰囲気でしか伝えられないのが、もどかしいのですが…。
でも、どんな凝りも、ほぐれる瞬間は、同じ音がします。
僕にだけ聞こえる音です。
凝りがフワッと解ける瞬間の音。
それを僕は凝りの向こう側と呼んで楽しんでいます。
つまり、指圧は施術者にとって、人間セラピーなのです。
意味が伝わりにくいですね。
例えるなら、犬や猫などペットと触れ合うことで癒やし効果があるのが、ペットセラピーですよね。それの人間バージョンという意味で、指圧は施術者にとって、人間セラピーになりうるんです。
お客様や友人知人にいつも、手や指や身体が疲れる重労働で大変ですね、と言われるのですが、本当にたくさん、1日中ぐらい指圧をすれば、体力的に疲れます。
でも、それ以上にお客様と触れ合うことが心の癒やしになるという実感。喜び。
指圧バンザイ \ (^o^) /