筆者の娘が小さいころ、耳掃をした娘の手の届くところに綿棒を置いて、私が水を飲むコップに目をやったほんの一瞬の間に、娘は自分で綿棒を耳に突っ込み、悲鳴を上げた。。。
本当に「一瞬」の出来事でした。
2月25日、日本の国民生活センターが「耳掃除の事故」について喚起を呼び起こすために、報告書をまとめたようですのでお知らせします。
資料元 日本生活センター
「奥を突いた、奥に入れ過ぎた」が最も多く、子どもが自分で耳掃除をしていてけがをしたケースもある。
事故の原因となった製品
耳かき棒が85件(51.8%)、綿棒が79件(48.2%)でした(不明14件除く)。危害内容は、「刺傷・切傷」(59件)、「擦過傷・挫傷・打撲傷」(45件)の順で多く見られた。
事故が発生した状況
「奥を突いた、奥に入れ過ぎた」が63件(38.4%)で最も多く、そのうち20件は6歳未満の乳幼児が自分で耳掃除をしていて受傷した事故、16件は保護者等が子どもに耳掃除をしているときに子どもが不意に動いたためにけがをさせてしまった事故でした。子ども同士で耳掃除をしていて受傷した事故も3件あった。
「耳かき棒・綿棒が折れた、部品が外れた」(41件)のうち21件は、綿棒の綿体が外れて耳の中に残ったという事故だった。
出典元 日本生活センター
耳の奥に綿が残ったり、棒が折れてしまったりすると、自分では何ともならないので焦りますが、その時点では耳は傷ついていないわけですので、冷静に対処するのが重要ですね。