ビクトリア市(バンクーバーから海向うにあるBC州の州都)で、「スケートボーダー」にとっては「画期的」な条例が施行されることになりました。
というものです。それをもって、スケートボーダーは自転車と同じような扱いを受けることになります。一般道を自転車や自動車と同じように「堂々」と走ることができることになります。
日本ではちょっと考えられないですが、ここカナダでは、ライダーからの陳情に市が耳を傾けて、「真摯」に対応し、この条例につながったようです。
条例化されることにより、当然、自動車、自転車の運転者が守らなければいけないようにスケートボーダーも守らなかければならないルールも決められました。
2、一列での走行
3、片足は必ずボードにつけていること
4、一人乗りのみ
5、夜間の走行はライト着用
6、ヘルメットをかぶるのが望ましい
というものです。
バンクーバーで生活していると、スケートボードを持ったり、乗ったりしている「若者」をいたるところで目にします。彼らの世代にとっては「当たり前」のものになっています。
ルールがないので、歩道を「ガラガラ」乗っていたり、一般道の真ん中を車がいないときは走っていたりと、言ってみれば「無法状態」。こっちにぶつかってくるんじゃないかとか、ヒヤヒヤもんです。
きちんとしたルールを作って、そのルールの中で走ることを許すビクトリア市の決断に拍手です。