スカイトレインの改札を閉めただけ
「7%」の収益アップ

compass-card

4月4日にスカイトレインの入り口の扉が全て閉じられました。

その結果は?何と、収益が閉じる前よりも

image1

7%もアップしたとのこと。

単純に、

タダ乗りしていた人がいかに多かったか、と言い換えてもいいです。

Compassカードの導入により、ゲートを閉めることができ、こうした「タダ乗り」防止ができるようになり、収益も上がってきたわけですね。

そもそもが、スタート時点から「お粗末」な改札システム。

1986年バンクーバー万博に合わせて開通した「スカイトレイン」は「カナダ人を信じる」、「Honor System」なんて鼻高々に「改札での切符購入のチェックはなし」でスタートしたんですよね。

結果は、改札がないのでタダ乗りをする人が絶えず、「切符を買ったの?タダで乗れるのに」なんてずいぶん以前は耳にしたものです。

Translinkですので、当然「税金」が投入されているわけです。赤字が出れば、その分税金が使われる、つまり、「タダ乗りしていた人は切符を買って乗っている人が支払う税金を盗んでいたと同じ」だ、と指摘する人もいます。

People need to realize if you’re not paying when you get on the SkyTrain or bus, you’re actually stealing from the guy next to you. by Jordan Bateman (the Canadian Taxpayers Federation)

Translinkは常々、タダ乗りで4%くらいの不正利用があるようなことを過去何年にもわたって説明してきましたが、実際にはその倍近くの不正利用があったわけです。


こんな記事も読まれてます。