ジューンブライドが間近に迫ったこのシーズンにファミリークラス(Spousal/Common-Law Sponsorship)国外申請の国別プロセスタイムがカナダ政府ウェヴサイトで調べることができるようになりました。
つい最近までは、国内申請プロセスタイム「26ヶ月」・国外申請プロセスタイム「17ヶ月」と、国別ではなく”カナダ国外”という一括りの申請プロセスタイムだったので、日本国籍の申請者はどれだけ待てば良いのか不明な状態でした。
発表された国外申請プロセスタイムによると、スポンサーシップ審査期間を含めた申請プロセスタイムが1年以下の国が多くあります;
日本:12ヶ月 フランス:10ヶ月 ギリシャ:12ヶ月 イラン:10ヶ月
イスラエル:11ヶ月 イタリア:12ヶ月 モロッコ:9ヶ月 ニュージランド:11ヶ月
ペルー:9ヶ月 ポルトガル:9ヶ月 スペイン:9ヶ月 スイス:11ヶ月
シリア:12ヶ月 台湾:11ヶ月 チュニジア:8ヶ月 ウクライナ:10ヶ月
上記以外の国でも1年と数ヶ月が申請プロセスタイムである国が多数あります。
国内申請が26ヶ月間という長さですので、国外申請の利点はこの申請期間の短さが挙げられますが、スポンサー申請資格基準は依然と変わらず
1)18歳以上であること
2)カナダ国籍保有、カナダ永住権保有していること
3)永住権申請者の家族であること
4)カナダ国内居住であること(カナダ国外居住者は家族のメンバーが永住権取得後カナダに居住する意思を示す)
5)スポンサーシップ同意書に署名すること
6)永住権申請者のカナダでの生活を支えるに十二分な経済力があること
そして、永住権申請者は
1)必要申請書類全てを揃え署名すること
2)メディカルチェックを受診すること(結果は12ヶ月間有効)
3)犯罪歴チェック・セキュリティチェックを問題なく通過すること
4)パスポート保有(国によっては国外退出のためのビザ取得)
5)カナダ政府から要求があればインタビューに応じること
国内申請の利点は、何と言ってもオープンワークパーミット(就労許可証)を取得できることでしょう。2014年12月より1年間限定で試験的に開始されたものでしたが、2015年12月に試験的ではなく国内申請者に与えられる一つの資格となりました。
国内申請か国外申請を迷われる方も多いかと思いますが、申請期間中の一時滞在資格の保有の可能性、審査期間に何をされたいか、審査期間に何が必要かなどに焦点を置かれて、お選びください。