カナダドルが収容通貨に全面的に値上がり!
原油減産合意
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国は10日のウィーンでの閣僚会合で、非加盟国全体で日量55万8000バレルの減産で合意し、ロシアは日量30万バレルの原油減産表明をしました。これを受けてニューヨーク原油先物市場の中心限月は一時1ドル=54.51ドルと7月以来の高値を付けたところです。
この原油高が引き金となって、カナダドルは買い優勢の展開で、主要16通貨に対して全面高となり、対米ドルでは1ドル=1.3115カナダドルと10月20日以来の高値を付けることになりました。
クリスマスシーズンを迎え、カナダの人にとってアメリカに行ってのショッピングが少しは「うれしい」かもです。それでもカナダドルはアメリカドルに対し「3割引き以上」となっていますが。。。
「円」とカナダドルはどうなっているのでしょうか。
80円を切って、70円台でいたカナダドルですが、以下のようにカナダドルがここ1か月急速にドル高になっています。
日本からカナダに来る人にとっては「ガックリ」となり、年末年始に日本に帰国する人にとっては「うれしい」状況となっています。
ここ1か月ほどで10円という急激な円安になっています。単純に言えば
『円がほぼ1か月で1割ほど安くなってしまった』
ということです。
さぁ、このカナダドル高は、「うれしい」、「悲しい」?