2016年に実施された国勢調査によれば、カナダの人口は3515万人との結果。2011-2016年で5%の人口増加となっています。日本の30倍近くの国土で関東地方の総人口よりも少ない国民の数となっていますが、日本と比べ、人口「増加」となっています。ちなみにカナダの人口密度は3.9人、日本は336人(2015年調べ)となっています。
人口分布はアメリカとの国境地区に集中してきており、内陸部の小さな都市はさらに小さくなっていき、大都市はどんどん大きくなっている、という実態です。日本とよく似た傾向ですね。
バンクーバー、トロント、モントリオールの3大都市には合計1250万人の人が集まっていて全体の1/3を占めています。
2016年調査時点でG7の国々のなかで一番成長率が早く、82%のカナダの人口が大都市、中都市に集まっており、G7の国の中でも高いものとなっているとのデータも出ています。移民してくる人たちも都会を選んでいるようです。また、都市近郊の周りの都市の方が都心よりも成長率が早いようです。
そんな中で、この地区で一番の人口増加地区はLangleyとの結果が出ました。2011-2016の間に12.6%の人口増加になったようです。West Vancouverは0.5%(221名)の人口減少で、お隣のNorth Vancouver は9.8%の増加となりました。
バンクーバーは4.6%、ケローナは8.6%、ビクトリアは7.2%の増加となっています。