第20回 セルフケア:あなたのエネルギーを最大限に使う方法
あなたのエネルギーを最大限に使えるようになるために、大切にしたいことが2つあります。1つは、考えない「無になる」時間を意識して作ること。 2つ目は、「感じる」時間を作ること。人間は動物界の中で一番弱い生き物だと言っても過言ではありません。自給自足している人以外、食べ物はマーケットで調達する以外方法はないですし、服を着ないと体温が保てないですし、 武器を持たないと、動物界の中で戦うこともできません。だからこそ、人間は自分を守るために「考える」という最大の武器を与えられましたが、そこに全エネルギーを使ってしまうと、人間(動物)としての直感が鈍り、いざという時に、最大の「隙」を作ってしまうことになります。
■「考えるよりも感じる」ことの大切さ
このことについては、ブルース・リーも『燃えよドラゴン』の中で触れていますが、日本の武道でも同じようなことが言われています。武道研究家の甲野善紀先生も、意思を持って相手に向き合うと、その情報が相手に伝わってしまうので、相手がそれに対応してきたり、相手から裏を取られやすくなると言われています。人生においても、相手に「隙」を与えないためには、常日頃から直感を磨き 、 相手と向き合う瞬間は「無心」になること。それこそが、無駄なエネルギーを一切使わずに、自分を守ることができる最大の武器になるという意味なのでしょう。
■感情から知る! 自分が無意識で考えていること
私達の意識は氷山の一角と言われていて、全体の5%くらいにしか満たないのです。 アインシュタインも、頭だけに頼ってしまうと根本の問題解決方法が見つからず、限界を感じてしまうと言われています。私達は意識から無意識(95%)で何を考えているかを知ることは不可能に近いですが、それらは感情から知ることができるのです。感情に耳を傾けてみれば、心の底で何を考えているのかが次第に分かってきます。例えば、自分の不安な感情が強くなれば、 無意識で不安になることをたくさん考えていることに気づけるようになってきます。 意識で考えは巧みに操縦することができますが、無意識は嘘がつけません。だからこそ、感情は意識と無意識を繋げてくれる最大のギフトであり、あなたを守ろうとして、あなたの意識を広げようとして、いつもあなたに語りかけているのです。もしあなたが感情を無視しようとすると、あなたの頭と体は2つに切り離されてしまい、あなたの可能性にブレーキをかけてしまう最大の原因になってしまいます。自分の感情を恐れず、心を使って気持ちに耳を傾けると、頭と体が繋がり始め、氣の流れもスムーズになります。そうすると、あなたの心は芯から落ち着きを取り戻すことができるので、拡散していたエネルギーが、丹田一点に集まり始めます。 これこそが、あなたのエネルギーを無駄なく最大限に引き出すことができる力となるでしょう!
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