窓の外で当方が飼っている猫が低い声で「ウ~ッ」とうなっているので、ヒョイと顔をそちらに向けると窓の下から、むっくりと「アライグマ」の顔が出てきて「ビックリ」。もちろん野生のアライグマ。
マンガのラスカルとは違って、アライグマ「凶暴」なんです。夜に目がギラギラ、4つも6つも輝いていることもあります。当方の裏の森には親子のアライグマが住んでいて夜、ごみ箱をあさりに来たりします。うっかりすると、2階のバックポーチにも平気で上がってきて、ガサゴソやっていきます。スタンレーパークにもたくさんいますが、顔つきが可愛いからと言って、くれぐれ近寄って行ったり、「エサ」をやったりするのは厳禁です。ガブリッとやられますよ。
さて、今回、スクアミッシュ(バンク―バーの北)で母熊にハイカーが襲われたとのニュースです。
幸いにしてケガは大したことがなかったとのことですが、今現在地区のトレイルは立ち入り禁止となっています。
カナダはご存知のとおり「ベアカントリー」。その熊の生息する中へ人間が立ち入るのですから、用心に用心を重ねる必要があります。それでも、どうしても「熊」と出会ってしまうこともあります。まずはそうならないように、ラジオをつけながら、また同伴者と話をしながらハイキングをしてください。熊に自分たちがいることを知らせることが大切とのことです。
そして万一熊と出くわしてしまったら、難しいですが、「走って逃げない」。逃げると追っかけてきます。熊に話しかけながら両手を上げて、出来る限り自分を大きく見せるというようなことが必要です。
アドバイス詳細
Parks Canada Safe travel in bear country
また、Bear Spray を持参して行かれることもお勧めします。