バンクーバーの東地区に住むカラスの「Canuck」このカラスは事件現場から証拠品を盗ったり、電車に乗り込んだりと、「大活躍」？の有名なカラスです。Facebook
今回引き起こした騒動は、「郵便配達員を攻撃」したというものです。報道によれば、このカラスが住み着いているあたりある3軒程の家に配達する郵便配達員が攻撃を受けたということで、カラスに頭などをつつかれて、配達員はケガをしたということです。
これを受けて、カナダポストは「安全が確保されるまで配達はしないので、郵便物は取りに来てほしい」とこの地区の住人に通告をしたそうです。
この通告を受けたこのカラスと友情を深めているBergman氏によれば、「自分ではカラスの習性をコントロールできない」ので、カナダポスト側に攻撃に備え保護用に「傘」を用意してくれないかと訴えたものの、予算がないということで実現せず、カナダポスト側から配達拒否の通告を受けたということです。
さらに、カラスを追っ払ってくれと訴える近所の人も出てきて、ひと騒動となりました。
カラスの行動に詳しいUBCのWayne Goodey氏によれば、「配達員が帽子を被りさえすれば、こんな大騒ぎをすることでない」とコメントを出しています。ただ、通常カラスは「春先の繁殖期にはカラスは攻撃的になるもの」としたものの、この「Canuck」に関してはちょっと「異常」だ、としています。
過去の「実績」からこのカラスならやりかねないような感じです。
さて、この顛末はBergman氏のFacebookによれば、
I may have not heard a single word from Canada Post, but mail delivery resumed today. With no reported Canuck encounters.
To Canada Post I will simply say, Thank you.
まずはやれやれ、ですか？配達員さん。
