1%→1.25% 金利が上がりました。

 

カナダ中央銀行は政策金利を0.25%引き上げ、1.25% にしました。
その要因として、

★カナダ国内の経済が好調で、失業率が歴史的な低水準まで下っている。
11月、12月だけで16万もの雇用が増え、失業率は1970年代以来最低の5.7%となった
★企業側も今後について「楽観的」で設備投資に積極的になっている状況が続いている。
★そして、さらに物価上昇率もインフレターゲットの2%付近まで上がってきている。

等があげられます。
 なお、今回の利上げは2017年9月以来最近7カ月で3度目となるものです。
ただ、今後の先行きとしては、「まだ追加利上げの余地」があるとしてはいるものの、アメリカ、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の行方が「最大のリスク要因」としており、今後の利上げペースに関しては慎重な見方もあるようです。
単純にお金を借りている人にとっては返金の額が増える、ということですので、不動産売買には好ましくないかもしれないですね。

また、円とカナダドルで金利差が出るため、円がカナダドルに対して弱くなる可能性もありますね。


こんな記事も読まれてます。