『不動産を買う』実践編
【住所】
1406-8131 Nunavut Lane, Vancouver
MLS # R2227797
【売却希望価格 】
$499,000
【フロア面積】
442スクエアフィート
1 ベッドルーム 1 バスルーム
👉鉄筋高層住宅 築年数 1年 ロッカー、ジム、全館冷房設備、コンシェルジュサービスあり レンタル、ペット入居は制限付きで可能 毎月の管理費 $226.57
(1月9日Oops発刊時点で売買が成立している場合もあります。)
さて、こちらの物件を購入するには、いくら位の頭金が必要なのでしょうか。
具体的に実践編と参りましょう。
一般的な頭金 20% $99,800
借入金 $399,200
月々のローン返済額 $1,534 (隔週で月 2 回に分けた返済額の合計)
(注)今回適用したローンの利息は2017年12月時点のものであり、お客様の 所得や頭金などにより変動するものであり、保証するものではありません。どうぞご了承下さい。
2017 年の不動産市場は、需要過多、供給不足による売り手市場が特徴的な1 年でした。メトロバンクーバーの一戸建ての平均取引相場が$1,608,000 ともなりますと、一般的な所得層ではなかなか手が届かないのが現状です。そのような背景で需要が集中したのがコンドミニアム、タウンハウスでした。2016 年の8 月に外国人の不動産購入者に課せられる15%の増税が導入され、それによって主に中国からの投資マネーがバンクーバーから消え、最終的には、その他の外国投資家にも撤退を促すことになるのでは、と様々な憶測が飛び交いました。ところがBC 州の財務省が2017 年に出した統計では大変興味深いデータが出ています。15%の税金を避けて、2017 年の前半はビクトリアやケロウナで外国人の不動産購入が突発的に増えたものの、後半は15%の課税があっても、バンクーバーに外国人購入者が戻ってきているという統計です。そして、そのエリアの内訳は圧倒的な数字でリッチモンド、バーナビーに集中しています。
今年2018 年から始まる新しいモーゲージの審査法により、最大借入金が今までより低く見積もられることになります。健全な金融市場を保つのに必要不可欠な今回の導入と言われていますが、これによる価格調整が起こるかどうか、皆さんはどう思われますか? 私は価格の減少を招くには需給のバランスが鍵だとみています。