『ケアギバープログラム』2019年11月末申請受付終了
カナダ永住権申請プログラムの中でも人気の高いケアーギバープログラムですが、来年2019年11月29日に申請受付を終了することが発表されました。この発表で介護士やナニーのポジションにて移民を考えていた方々に衝撃が走りましたが、カナダ政府はあくまでも2014年11月から5年間の試行の予定で始まった現行のケアギバープログラを一旦終了させ、更に良いプログラムを再試行させる準備をしているようです。
Caring for Peopel with High Medical Needs
Caring for Children
Caring for Peopel with High Medical Needs
❏下記職種の何れかにて24ヶ月以上のフルタイム(週30時間以上)就労経験があることが必要です。
Registered nurses and registered psychiatric nurses (NOC 3012)
Licensed practical nurses (NOC 3233)
Nurse aides, orderlies and patient service associates (NOC 3413)
Home support workers and related occupations (NOC 4412)
❏申請必須語学力
NOC 3012:CLB 7以上
NOC 3233・NOC 3413・NOC 4412:CLB 5以上
❏Caring for Children
下記職種にて24ヶ月以上のフルタイム(週30時間以上)就労経験があることが必要です。
Home child care providers (NOC 4411)
❏申請必須語学力
CLB 5以上
2019年11月29日までにケアギバーとして2年以上のフルタイム就労経験が無い場合、ケアギバープログラムへの申請はできませんのでご注意ください。
『ケアギバープログラム』のその後についてカナダ移民大臣の発言
Live-in(住み込み)が必須条件であったLive-in Caregivers Programに比べ、現在のケアギバープログラムは雇用主の家に住み込みで働かなくてもよくなっただけに人気が高かったのですが、申請受付終了とはとても残念ですが、Ahmed Hussen (Minister of Immigration, Refugee and Citizenship/カナダ移民大臣)氏がTwitterで下記発言をしています。
Let us be clear. Our government is committed to family reunification. There are & will always be a pathway to PR for caregivers under our govt. These two 5 year pilot programs are undergoing an assessment to determine improvements to allow better access to PR for caregivers.
「誤解のないように明確にいわさせてください。カナダ政府は家族再統合に尽力しています。カナダ政府のもとケアギバーにとってカナダ永住権取得への道は現在そして未来もあり続けます。これら2つの5年試行プログラムはケアギバーがより永住権を取得しやすくなるべく改善するために現在査定中です。」
ケアギバーにおける移民申請の道が閉ざされたわけではないことがわかり一安心ではありますが、新しいプログラムの内容が発表される前に、ケアギバーとしてLMIA並びにWork Permitを申請するのはとても不安ではないでしょうか。
Live-in Caregiverの永住権申請条件にはなかった語学力(CLB 5以上)が2014年より始まったケアギバープログラムには加わったため、住み込みが条件ではなくなった一方ハードルが高くなったという声も多くありました。