発表された2018年の予算は先にお伝えしたように「MSP」を無料すると驚きのものでしたが、その他にも、
病院施設のアップグレード
医療サービスの向上
教員の増員
校舎の修繕・耐震工事の推進
育児への資金提供
など社会インフラを推し進めるものとなっています。NDPの面目躍如といったところでしょうか。
また、住宅問題解決に向けても「Foreign Buyers Tax」が15%から20%に引き上げられ、なおかつ適用範囲がフレーザーバレー、グレータービクトリア、ナナイモ、セントラルオカナガン地域の主要都市にも拡大することになりました。
さらに新しく「Speculation Tax」という税が導入されます。
※BC州で所得税を支払っていない住宅所有者を対象とした新たな投機税
参考 Global News
公共交通では、ミレニアム・ラインのArbutusまでの延長工事費やSurreyでの新しいライト・レール建設費への出資やBCフェリー運賃の凍結、さらには値下げなど、社会インフラを充実させる予定です。
ただ、こうしたインフラ整備に2020~21年度のBC州の借金は$11.8 billion(約1兆円)増え$77.1 billion(7兆5000億円くらい)になると予想されいます。