『不動産を買う』実践編
【住所】
208 – 240 Francis Way, New Westminster
MLS #R2304345
【売却希望価格 】
$446,000
【フロア面積】
650スクエアフィート
1ベッドルーム、1バスルーム
駐車場1 台分+ロッカー付き ペット入居可 築年数6 年 4 階建て木造低層住宅
(10月号Oops発刊時点で売買が成立している場合もあります。)
さて、こちらの物件を購入するには、いくら位の頭金が必要なのでしょうか。
具体的に実践編と参りましょう。
一般的な頭金 20% $89,200
借入金 $356,800
月々のローン返済額 $1,564 (隔週で月 2回に分けた返済額の合計)
(注)今回適用したローンの利息は2018年9月時点のものであり、お客様の 所得や頭金などにより変動するものであり、保証するものではありません。どうぞご了承下さい。
今日は不動産を購入時に細心の注意を払うべきポイントをまとめてお話したいと思います。
まず、マリファナの娯楽使用が10 月17 日に合法化されますが、過去にマリファナ栽培が室内で行われていた物件、こちらは家屋へのダメージが非常に大きく、危険信号の灯る物件といって良いでしょう。
次に地中に埋められたオイルタンクが売り手によって除去されている物件、一見すると、「取り除かれているなら安心」と思いがちですが、除去後に、土壌汚染のテストがされているか、ここが明暗を分けます。もしも、購入後、地中にオイルが漏れていることが発覚したら大きな問題となります。その他、注意すべきはカビの発生です。カビは健康に被害をもたらしますので、軽視できない重要なポイントです。
Air Quality Test などして、不安材料をなくしてから購入に進みましょう。そして、1970 年後半より以前に建てられた中古物件を購入する場合、アスベストが使用されている可能性を警視しましょう。床のタイルを貼る際に使われていることが多く、空気に触れて飛散しない限り安全とされていますが、天井や、水道管のカバーラップなど、使用箇所は多いので、インスペクターに念入りな調査をお願いしましょう。最後に雨の多いバンクーバーならではの課題になりますが、通気性、湿気の侵入の問題です。
結露があり、それらの原因が窓枠(サッシ)の通気口が塞がっていた、などのマイナーなものであれば良いのですが、家に向かって傾斜があるなど、水はけの悪い土地の形状などには慎重かつ充分な注意が必要です。