『不動産を買う』実践編
【住所】
304-7511 120th Street, Delta
MLS #R2327747
【売却希望価格 】
$388,000
【フロア面積】
727スクエアフィート
1 ベッドルーム＋書斎スペース、1 バスルーム
地下駐車場1 台分＋ロッカー付き、ペット入居可 築年数6年 木造低層コンドミニアム、管理費$263.64
(1月号Oops発刊時点で売買が成立している場合もあります。）
さて、こちらの物件を購入するには、いくら位の頭金が必要なのでしょうか。
具体的に実践編と参りましょう。
一般的な頭金 20％ $77,600
借入金 $310,400（返済期間25年）
月々のローン返済額 $1,458 （隔週で月 2回に分けた返済額の合計）
（注）今回適用したローンの利息は2018年12月時点のものであり、お客様の 所得や頭金などにより変動するものであり、保証するものではありません。どうぞご了承下さい。
車の保険と同じように、住宅にも保険があります。そして、今回のコンドミニアムのような複合住宅の場合、2 種類の保険が存在します。ひとつは、管理組合が建物、そしてオーナーが共同所有する部分（廊下、屋根、エレベーターなど）に関して加入する保険。こちらは法律で定められているため、必須です。
次にオーナー個人で入る住宅保険があります。皆さん、管理組合で保険に入っているなら、それで良いと思いがちですが、これでは災難が生じた時、100％カバーされません。お部屋の中で洗濯機の設置の不備などから水漏れが生じた場 合、これらは管理組合の修繕義務の範囲外となります。また水漏れが下の階にまで及んでしまった場合の賠責なども、管理組合ではなく、オーナー個人の責務とみなされます。管理組合の保険を使って修繕されても、その際にかかった自己負担額（Deductible）を請求されてしまいます。また、何か皆さんのお部屋で修繕が必要な事態が生じ、管理組合が保険を使って修繕作業をする場合でも、原状回復に留まるのみで、お部屋のリフォーム後の状態には復帰しません。そのため、万が一の際の自己負担をゼロに、また所有物の盗難や内装の破損などに関しても保険でカバーされるように、オーナー個人でも住宅保険に加入する必要があります。オーナー組合によっては、個人でも住宅保険に加入することを約款で義務化しているところもあります。
住宅保険に加入する際には、まずオーナー組合の保険加入証明を入手し、それを保険会社に持ち込み、Deductible が全額カバーされるように、注意を配ることをお薦めします。
