カナダの爽やかな夏もあっという間に9 月です。これから、どんどん日が短くなり、暗くて寒い冬の日々が到来します。夏に向かうコロナ生活と冬に向かうコロナ生活では、モチベーションが全然違いますよね？ 感染者数によっては、再ロックダウンの可能性もなきにしもあらず…。気は抜けない状態です。
そこで、これから到来する暗く寒い冬のおうち時間をどのようにして楽しむか？ 100% 楽しむことは無理だとしても、いくつかご紹介します。
①テクノロジーの有効利用
室内での『密』な環境を避けなければいけない新型コロナ時代。映画館、パブ、劇場、室内スポーツ、コンサート、スポーツ観戦、美術館などなど、規制がかかってくるアクティビティは後を絶ちません。家にいながら大勢の友達と盛り上がるには、オンライン。Zoomなどで、飲み会、勉強会、ヨガなど、オンライン環境で友達とコネクトして孤立を防ぎましょう。１人の時間を過ごすなら、Netflix や
Amazon プライムのストリーミングもお薦めです。最近は、韓国ドラマにはまっている同僚や友達も増えていますよ。オンラインデートも家時間が多いからこそできることの1つ。ハッピーな時間がともに過ごせる相手が見つかると良いですね！
②ワークシェア
リモートでお仕事をされている方は、あえて収入よりも人とのつながりを重視したワークライフを優先してみてはいかがでしょうか？ 自分１人でもできてしまう仕事を、あえて同業界の人とコラボしてみると、孤立せずに楽しく前向きに仕事を進めていくことができますよ。また、ご自身の仕事の他にボランティアとして、お友達のお仕事を手伝ってあげることも良いことだと思います。
③ファイナンシャルマネージメント
時間がある時こそ、自分のファイナンスのポートフォリオを見直すべきです。特に、Registered Retirement Savings Plan（RRSP：定年後のための貯蓄）の見直し。または、今まで一度も貯蓄をしたことがない方は、年金システムとは別に、個人の貯蓄に関して銀行に相談してみてはいかがでしょうか？ RRSP という方法を選ばなくても、個人のファイナンスの管理は、手を抜いてはいけません。投資という選択方法もあるので、自分に合ったマネージメント方法を見つけてみましょう。
④新型コロナ時代に合った断捨離
断捨離とは、ただいらないものを捨てるのではなく、断行（だんぎょう）・捨行（しゃぎょう）・離行（りぎょう）に対応した思想です。
断：入ってくるいらない物を断つ。
捨：家にずっとあるいらない物を捨てる。
離：物への執着から離れる。
新型コロナ時代では、ハードコアな断捨離を実行するのではなく、自分の生活に本当に必要な物とそうでもない物を見極めて、自然災害や経済危機の際には、それなりの備蓄があるバランスが必要だと思います。1 年に3 回しか着なくて捨
ててしまうZARA の洋服を買うよりも、緊急時に生活に必要な物資が賄える備蓄（貯金も含めて）をしておくと良いのではないでしょうか？
⑤あえて不便な生活をしてみる
便利な物だけを追求するのではなく、自分でスクラッチから作り上げてみる。料理、クラフト、DIY、趣味など、エクスペリエンスを充実させてみてはいかがでしょうか？ 例えば、普段何となく作っているカレー。市販のルーは、劣化した油脂と添加物の塊です。このような不健康な食品は、美容と健康によくありません。スパイスから調合して作るカレーは、お鍋の中に何が入っているかわかるということ。
パッケージの食品表示ラベルに『食品として想像できない表示』を見た時は、添加物を取りすぎないよう注意を心がけてください。
⑥エクササイズを心がけて
コロナ時代だからこそ、おうちでトレーニング。弊紙コラムのドナルド涼子さん、とてもステキですよね。家で過ごす時間が多いので、カロリー摂取と消費のバランスがとても難しいこの頃ですが、なぜか動かないのに食欲は落ちない…。
エクササイズが苦手な方は、大好きな音楽に合わせて踊る40 分も十分だと思います。ついでに歌も歌えば、顔の筋力UP。
いかがでしたか？ おうち時間の有効利用で、少しでも皆さんのストレスが軽減できますようにと、心から皆さんの健康と幸せをお祈りしています。
