【在バンクーバー日本国総領事館】発
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかる注意喚起(8月20日)

 8月20日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州保健省は、新型コロナウイルス(COVID-19)に関し、新たに663名の感染が判明(入院:129名(そのうち集中治療室:59名)し、その結果、BC州内での累計感染者数が158,919名に達した旨発表しました。
 ご承知のとおり、現在、ワクチン接種が着実に進み、様々な規制も緩和されていますが、今週は先週よりも600名も多い3,840名もの新規感染者が1週間で発生するなど、感染者数が再び急増しています。下記で紹介していますが、インテリア・ヘルス管轄地域ではあらゆる公共の屋内スペースにおけるマスク着用が再び義務化されるようになっています。
 新型コロナウイルスはまだ消滅したわけではなく、ワクチン接種を完了していない人にはマスク着用が引き続き推奨されている状況でもあります。在留邦人の皆様におかれましては、これまで同様、たとえ軽度であっても発熱等の症状があるときは出かけず、手洗いや手指消毒を励行するなど、いつも実践されている感染症対策を継続し、感染予防に努めてください。
 もし発熱など新型コロナウイルスへの感染が疑われるような症状が出た場合には、「811」に電話してその後の対応について相談してください。通話は無料です。「ジャパニーズ、プリーズ」と伝えれば、通訳サービスも無料で利用できます。英会話に不安がある方も、躊躇せずご利用ください。検査については日本語の案内もあります。

👉インテリア・ヘルス管轄地域に再度『規制』
最近の新規感染者の急増を受け『インテリア・ヘルス管轄地域』においては、次のような規制が再びかけられることとなりましたので、ご留意ください。
・今晩から12歳以上のすべての人に対し、インテリア・ヘルス地域のあらゆる公共の屋内スペースでのマスク着用が再び義務付けられます。
・23日(月)から個人的な集会(personal gatherings)に関しては、屋内の場合は別の1世帯またはゲスト5名までに、屋外の場合は最大50名までに制限されることになります。
・運動に関しても本日より細かい制限が課せられることとなりますので、インテリア・ヘルス管轄地域にお住まいの方は、保健当局のウェブサイトで詳細を確認するようにして下さい。

👉アメリカ「カナダ」との国境封鎖措置を9月21日まで継続
カナダは既に米国在住の米国国籍者と米国永住権保持者のカナダ入国を認めていますが、米国側はデルタ株の蔓延と症例数などを理由にカナダ側との国境の封鎖措置を再延長し、9月21日まで継続することを発表しましたのでお知らせします。

  本日、バンクーバー周辺では時折雨がぱらついていますが、オカナガン地域には降っていますでしょうか?山火事の事態が早期に収束することを願うばかりです。当該地域にお住まいの在留邦人の方は新型コロナと山火事の両方の猛威にさらされ、長期に亘り大変な思いをされていらっしゃると思います。どうぞ呉々もご自愛ください。来週27日は諸事情によりこのメールはお休みしますが、皆様、安全に素敵な週末をお過ごしください。

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令和3年8月20日
在バンクーバー日本国総領事館
電話:1-604-684-5868
メール:consul@vc.mofa.go.jp
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