【バンクーバー】交通混雑緩和に『通行料』の可能性

 
 バンクーバーは「海」「川」の地理的条件で、数本の主要道路と「橋」を経由して様々なところに繋がっている街です。
例えば車で『ノースバンクーバー/ウエストバンクーバー⇔ダウンタウンタウン』を行き来する場合、ナローとライオンズゲートの2本の橋を利用します。
また別の場所からは多くの人が、グランビル、キャンビー、そしてバラードの橋を利用しています。
そしてこれらの橋がダウンタウンの出入りに『ボトルネック』になって渋滞を引き起こしている、というのもご承知の通りです。
 
★『National Observer』レポート
「バンクーバーはカナダで最悪の交通量で、さらに悪化することが予想され『2040年』までに、100万人がメトロバンクーバーに流入してくる予想されています。そして、その人たちが利用する車両数がさらに『60万台』増加するのでは」と危惧しています。
当然車の増加に比例してガス排出量の増加もしていきます。
現在でさえ既に、車両の排出量はBC州の汚染の『3分の1』を占めるに至っているとのことです。
 
👉議会は交通量を緩和するためのより効果的な方法を検討
 メトロバンクーバー全体の車の流れを良くしたり、公共交通機関をより適切に運行することへの要求も高まり、それを受けて今年の初めに、バンクーバーのダウンタウンエリアに入るドライバーに『通行料』を課して交通量の緩和につなげる話し合いが持たれました。
 
もし、この『通行料』が実施された場合、バンクーバーは北米で最初に実際の道路に適用される都市になります。
 
しかしながら、果たして、この『通行料』によってこの問題は解決するのでしょうか?

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